漫画が語る戦争 戦場の挽歌 (小学館クリエイティブ単行本)
- 小学館クリエイティブ(小学館) (2013年7月25日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (456ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778032562
作品紹介・あらすじ
戦場の真実を知り平和を訴える名作漫画集
平和の尊さを「戦争を知らない若い世代」に伝えるため、戦争をテーマにした短編マンガを集成。「戦士たちの挽歌」は戦場や軍隊を舞台にしたマンガを集成します。著者自身の戦争体験を描いた水木しげるの『敗走記』、夫を戦場で失った女性の悲劇を描く白土三平の『泣き原』、戦後間もなく東条英機暗殺を企てたテロリストを描くかわぐちかいじの『一人だけの聖戦(「テロルの系譜」より)など、戦争の恐ろしさや、戦争の愚かさを描いた作品を多数収録します。
感想・レビュー・書評
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戦争はダメだ。絶対に繰り返してはならない。狂ってるよなぁ。人外。それがよくわかる。
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水木しげるさんの戦争ものをずっと読みたいと思いつつ、機会がなく放置していました。訃報に続く追悼のTV番組などをきっかけに思い出し、「敗走記」が収録されているこの本を手にとりました。
収録作品全て、いろんな視点で描かれていて胸をつかれるものがありましたが、「敗走記」は特に印象に残りました。
戦争を語るのに、漫画というメディアは非常に向いているなぁとも思いました。
ぜひ多くの人に読んでもらいたいです。 -
もうひとつ訴えるものが弱い。14.1.11
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シリアへ対する「軍事行動」を表明したアメリカを支持する日本政府。「軍事行動」すなわち「戦争」を知らない私にとって、この本に掲載された漫画たちが語ってくれる「戦争」は貴重な「疑似体験」となった。「戦争」を知らない戦後生まれの自分が「語り継ぐ」べき漫画たちだと感じた。