お侍、拾いました。 (ショコラ文庫)

著者 :
  • 心交社
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本棚登録 : 75
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778111519

感想・レビュー・書評

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  • タイムスリップもの。普通だと主人公がトリップするものだけど、こちらは逆。攻が過去からやってきました。
    トリップしてきた攻に現代の常識を教えつつ楽しく生活していく受と、二人をサポートする友人、馴染んでいく攻…と普通に読み物としても面白く、BLということを忘れそうに(笑)
    最後はちゃんとハッピーエンドで良かったと思いつつも、攻のこれからの生活手段が決まってないので将来がちょっと不安。受も裕福じゃないので貧しいながらも…になるのかな。それはそれで夢がないような。

  • 江戸時代から現代にタイムスリップしてきた攻を
    拾っちゃった受のお話です。
    文明の利器に驚きながらも順応してゆく攻は、確かに
    なんとも言えず可愛い……。
    とはいえ、江戸で大事な仕事を残してきた攻は、お侍と
    いう職業柄、超堅物。受のすがりつき攻撃にもびくとも
    せず、両思いなのに江戸に帰っちゃいましたー。

    と、ええぇぇ!?

    な展開になるんですが、そこはBL。
    用事済ませてちゃんと帰ってきました(笑)
    ラストが掛け足すぎて、少し気になりましたが、
    そこそこ楽しめるお話でした。
    現代暮らし驚き編をもう少し削って、ラブに重点おいた
    方が良かったような気もします。

  • BLによくある「男を拾う」ですが、さらにお侍!ハードル上がってます。
    それがさて置けるくらいすんなり拾ってますけど。
    お侍だしなかなかラブラブには発展しませんが二人とも好感が持てます。現代とのギャップを受け入れる様子が大変面白かった。その後の生活続編希望。

  • これからが大変な二人ですが、仕事などでいろいろ試行錯誤する話を読んでみたい。

  • タイムスリップものになるのかしら?
    江戸時代のお侍×現代大学生のカップリングです。
    江戸のお家騒動を現代で調べつつ
    お侍さんを元の時代に戻してあげようという感じでお話が進展します(^^)

    お決まりのライバルとか、一時的な別れとか
    それを乗り越えて、ハッピーエンドです(#^.^#)
    面白かったです(^^)

  • タイムスリップものは好んで読まないのですが、これはおもしろかった。
    タイムスリップしてきた本人にすっごい悲壮感を感じなかったので(結構現代社会に慣れていたし)サクサク読めたのかも…。
    源之助も蒼生もいい人で、ほんわかしました。
    ラスト、幸せになってよかった。

  • ギャグかと思ったら意外と(失礼)面白かった、タイムスリップ物の定番です。話も上手く練ってありましたが、恋愛としては少々唐突&ラストスパートがキツキツでした。やはり最後はそうなるよね~といった感じで。 ほのぼのと和めるBLで、楽しかったです。エロはさらっと一回のみ。満足。

  • タイトル・お話からして、やっぱり結末はそうなるかな〜とは思ってたけど、実際問題それから源之助はどうやって現代で暮らしていくのとかそんな何回もタイムアップできるんだとかツッコミ所満載(笑)でもそれは考えたらダメなんだろうなぁ(苦笑)ファンタジーですからwwそれにしても源之助は現代に順応するのが早すぎる(笑)彼の武士としての立ち居振る舞いや言葉遣いは好きでした。

  • これはいいタイムスリップものだった。江戸時代の話し言葉と現在の言葉が入り乱れ萌える。攻は昔の人らしく使命感にあふれる実直な男で絵にかいたようなイイ人ぶり。脇キャラにも『悪人』がいないことで人間関係で盛り上がることはないが、いずれ別れがくることが前提の付き合いは切なさがあふれる。

  • 表題からしてまたコメディ?な~んて思ってのですが、真面目ないいお話でした。このお侍!がいい人でしたね♪タイムスリップものなのでどうなる?かと思いましたが、納得のいく終わり方で読了感もすっきりでした。

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著者プロフィール

高尾理一 Riichi Takao
コミカライズというご褒美のターンが回ってきた! 
歓喜や感動、いろんなものが溢れでてきて止まりません。続きが気になる方は小説にて読めますので、よろしくお願いします。

「2019年 『天狗の嫁取り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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