セルデンの中国地図 消えた古地図400年の謎を解く (ヒストリカル・スタディーズ)

著者 : ティモシー・ブルック 藤井美佐子

• 太田出版 (2015年3月31日発売)

作品紹介・あらすじ

400年のときを経て1枚の地図が歴史を変えた。英国で発見された中国の古地図には、鎖国下の日本を含む東アジアによる大航海時代の記録が残されていた!世界に衝撃を与えた地図の謎に迫る歴史ノンフィクション。

感想・レビュー・書評

[創作集団こるびたるさんの感想 · 2023年3月1日]

（後で書きます。とても面白い）

[osawatさんの感想 · 2021年5月9日]

ふむ

[dannerさんの感想 · 2015年5月23日]

「フェルメールの帽子」の作者の新作であり、一つのテーマから世界史(中世航海史)を叙述していく手法は同じ。前作のフェルメール絵画というテーマがあまりにもキャッチーであったのに対し、本作は1枚の中国地図が軸となっており、全体的に自分には引っ掛かりが弱かった。「中国」「昔の地図」ということで、現代の領土紛争の材料になるという発想が容易に浮かぶが、作者はそこを即座に、慎重に否定している。

[ichienさんの感想 · 2015年4月1日]

セルデンら地図に関わった人々の物語は面白かったが、地図自体がどの程度重要なのかはよくわからない。地図よりこの本の方が価値があるようにさえ思える。