クリームソーダシティ 完全版

著者 : 長尾謙一郎

• 太田出版 (2017年6月13日発売)

感想・レビュー・書評

[sssnnnbbbさんの感想 · 2018年12月17日]

連載中途で打ち切りになったクリームソーダシティが完全版として単行本化。 なんつうかビンビンくる一冊、トランスなパーソナルが全編ぶっぱなされてるところは自己の倫理観を張り紙にして自宅外壁にぶちまけるアウトサイダー哲学者と同じぐらいの威力で心に迫ってくる。 10代の時に出会ってたらあれだ、映画のIZOや根本画聖の未来精子ブラジルのように自意識を粉々に崩され、世界の見え方を根底から覆されそうな一冊。良著オブ良著

[モリケンさんの感想 · 2018年6月16日]

「ギャラクシー銀座」から連なる壮大な「ハッタリ」。
いや、ここまで来ると、マジか
●「これはゲームだ！／人生には何か隠された仕組みがある。／人間には抜け道がある・・・／そこを抜けるとここに来られる。」
●「光について考えたことある？／光はね、考えれば考えるほど遠ざかっていくのよ・・・」

[HANNYさんの感想 · 2023年8月10日]

著者渾身の傑作、完結させて頂き感謝しかない。この銀色に染まる異色を放つ分厚い単行本を本棚で見る度に反骨精神に拍車がかかり、作品は完全にトランスなわけだけど、パンクなバイブスが止まることを知らない。

[梨さんの感想 · 2023年1月26日]

何を読んでいたんやろ うまく感想は書けないしぜんぶ理解できてないけど でもこの作品がだいすき シャイラ〜〜〜！！！

[0ctanさんの感想 · 2023年1月9日]

単行本で出ていた時に、1、2巻を読んだ。よく分からないが、メチャクチャさがパワーになっていて、面白いと思った。中断から8年、完全版の登場である。
読み直すと、なんじゃこらという感覚は、今回もあるのだが、訳分からんパワーより、逆に理屈っぽく感じた。結末がある分、世界に意味がありすぎる。分からんままでいてくれた方がよかったかなあと思ってしまう。

[こうもとさんの感想 · 2020年10月22日]

散々社会風刺というか生きづらさコメディした最後に出てくる、自分の逃避先となる世界を創造せよっていうテーマにめちゃくちゃ感動してしまった

[cao(漫画専用)さんの感想 · 2020年5月26日]

これも暫く積読状態だったものの、一気読み。
ルビが適当すぎるし話も飛びまくってるのだけど
クリームソーダシティと先輩には憧れずにはいられねー

[stkmdfさんの感想 · 2019年6月17日]

見たことをそのまま話すぜ。
ある日中井貴一が枕元に立って、そしたらお母さんは処女なのに妊娠していたんだって。
俺はまだこの漫画を読むのは早すぎたんだろうな。50年後くらいあとに生きてたらもう１度読んでみようと思う。

[果糖さんの感想 · 2019年6月8日]

「放射線は 風に乗って 雨になって 君の髪を濡らす 僕はそう 笑いながら やさしく その髪を撫でる」「気付かなかったよ いつからこんなに 大きくなってたんだろ」。知っている、知らない、知らないふりをしている、忘れている、忘れていない、忘れたい、決して忘れたくない…。

[wayogさんの感想 · 2018年8月25日]

オウム的なるもの。
純粋がゆえに従属する日本人。