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- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778322946
感想・レビュー・書評
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先に読んだ『蒼天の鳥』に登場した尾崎翠さんの『第七官界彷徨』に興味深々、しかし難解なセンスを私に解読できるか不安がある。検索するうちに、のぞゑのぶひささんにより漫画として書き下ろし本作があると知る。果たして図書館に置いてあり感謝!
A4判に大正ロマン溢れ出るタッチで神秘的に描かれていた。1931年に本作は発表されているのだが、現在読んでも全く古臭くなく新鮮だ。原作もさることながら、小説の漫画化に取り組まれたのぞゑさんの感性と本作がなかったら、『第七官界彷徨』を読了できなかったにちがいない。
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「人間の第七官にひびくような詩」を書きたいと願っている赤いちぢれ毛の娘と、精神科医の長兄、肥料を研究している学生の次兄、音楽受験生の従兄弟の四人が、一つ屋根の下で暮らす生活。苔が恋愛をしたり、部屋にはこやしを調合して煮る臭いが漂ってきたり、名付けようのない感覚の世界――。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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