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- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784779302534
感想・レビュー・書評
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頼住先生の明瞭な文体。
仏教思想、釈迦から良寛まで、広く学びたい方は、この一冊で十分ではないでしょうか!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
釈迦の教えから、大乗思想、聖徳太子に始まり、奈良仏教、鎌倉仏教、江戸時代の禅の思想まで。
悟りというものは、本来的に言語化できないもの。だからこそ、仏教は現在に至るまで、地域ごとに、人ごとに広まっていった。
大乗仏教の中核は、縁起-空の思想。
古代日本の仏教思想までは、「悟り」を求める仏教の色が強かったが、
末法を迎えた鎌倉時代においては、親鸞のような、阿弥陀の救いにすがる形の仏教が栄える。
つまり、自力では悟れないので、すべての衆生を救済するとする仏の悟りにあずかろうというわけである。
「自然」というのは絶対他力であり、その具現が阿弥陀仏である。