無言館はなぜつくられたのか

  • かもがわ出版
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784780303636

感想・レビュー・書評

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  • この2人が出会って無言館ができたんだ、ということがしっかり理解できた。
    無言館について、戦争は悲惨だ、戦争反対みたいなメッセージありきの場所だと思っていた。だから、今まで行きたいと思わなかった。ただ、本書を読んで、信濃デッサン館の別館としてあり、絵を見るための場所だと知った。
    無言館はぜひ立ちよりたい場所となった。

    野見山さんが戦争に行く壮行会で、ふいに厭戦の思いをぶちまけてしまったなかの、「どうして私に敵がいるのか」といった言葉が強く心に残った。

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著者プロフィール

1921年福岡県生まれ。画家。
『野見山曉治作品集』(講談社)、『野見山曉治版画1965−2002』(アーツアンドクラフツ)などの作品集のほか『四百字のデッサン』(河出書房新社)、『署名のない風景』(平凡社)、『うつろうかたち』(平凡社)など著書多数。

「2004年 『パリ・キュリイ病院』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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