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- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784780311754
作品紹介・あらすじ
第一線の有識者が防衛、外交、憲法、国際政治、メディア、市民運動などの角度から9.11テロが世界にもたらした変化と意味を語る。
感想・レビュー・書評
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リアリズムを大いに感じる議論で、価値ある一冊だった。
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専門も思想的位置も一様ではない20人以上の論文集というかエッセイ集で、中には9.11と直結しないものもある。もう少し統一性のある編集の方が良かったのではないか。
一方、個別の指摘で目についたものは色々。テロに抑止は効かない、テロ対処には国家としての政治・経済・文化などのパワーが不可欠。9.11以降の日米同盟強化への批判的な考察(複数)。安倍政権の下での改憲論議と安全保障政策の遊離。中東国内での国家暴力の増大。イラク戦は米国衰退の「転換点」。政治目的+非国家主体という従来のテロ概念の再考。中東の不安定で暴力的な状態が続く中、20年間のテロとの戦いの意味。
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