徒然草 (まんがで読破)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 73
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781605487

作品紹介・あらすじ

京の都を一望する双ヶ岡の庵で遁世生活を送る兼好法師。宮廷に出仕していた日々や遁世後の身の周りに起こった出来事を思い返し、人の世の無常、人生の価値を見つめ直す。その独自の感性と、価値観より導き出された、世を生きぬくための知恵の記録。『枕草子』、『方丈記』と並ぶ、日本三大随筆のひとつを漫画化。

感想・レビュー・書評

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  • 三代随筆の一つ、徒然草。
    古典で読むには大変だけれど、漫画という形でならば物語もスッと入ってくる。
    有名どころのエピソードも収録されているので勉強の前に読んでおくと役立つかもしれませんね。

    人の世の物は何もかもが常で無く、欲にかまけて生きるのではなく、どう生きるべきか。釈尊の教えにも通じるものを感じながら読ませていただきました。

  • レビュー省略

  • まんがで読破を読破するシリーズ。
    枕草子ときたら、やっぱり三大随筆の徒然草も。
    取り上げられている話は、古典の教材で読んだことがあるものもあったけど、いつも大体ぶつ切りで読んでいたから、全体の流れを意識して読んだのは今回が初めてかも。
    通して読むと、個別のエピソードだけでなく、鎌倉末期の公家の価値観とか様子とかもわかるんだなっていうのが発見。

  • マンガで分かりやすくかかれてあり、内容をさらーっと知るにはいいと思う。
    この本をよんで、徒然草をちゃんと読んでみようと思った。

  • 読んでいると、どこかで聞いたことのあるエピソードがあり、ああこれは徒然草のものだなと気付いたものがいくつか。でも、やっぱりマンガでこの物語を表現するのは難しいのかな、とも。

    1日でさらっと読めて、もう少し詳しい本を読んでみようかなという気にさせてくれる感じ。

  • 古典で学んだ内容が出てくる。それくらい、有名なものがちゃんとピックアップされているということ。

  • おすすめ度:75点

    兼好法師の生きた時代の風景、風俗がみえてくる。
    古文が一切出てこないので、とても読みやすい。

  • 人はいつか死ぬんだから、人生の一瞬一瞬を自分のやるべきことに全力を注ごう。世間との付き合いに疲れたり、損得で物事を考えたり、欲に振り回されたり、迷ったりしたら、世の中の関係を一切絶ち、静かに暮らすと世の中を冷静に見ることが出来て、本来の自分が見えてくる。何もする事がなくて、退屈な時間は、あらゆる日常を忘れ、たまには物思いにふけってみると新しい発見に出会う事があるかもよ。それが自分らしい人生を歩む第一歩かもね、みたいな話。

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著者プロフィール

(1283頃-1352頃)鎌倉後期から南北朝時代の歌人・文人。

「2015年 『新版 徒然草 現代語訳付き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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