ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考

著者 :
制作 : 野村 高文 
  • イースト・プレス
3.95
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本棚登録 : 128
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781621906

作品紹介・あらすじ

現代人の悩みに必要なのは、「超論理的」仏教思考かもしれない。Audible(オーディブル) original podcastの人気番組「ゆかいな知性」仏教編がついに書籍化!株式会社GO 三浦崇宏氏・株式会社コルク代表 佐渡島庸平氏 推薦私たちが知っているようで知らない仏教のロジカルな思想と知識=仏教思考を、現代の事象に照らし合わせながら解説。◎仏陀(釈迦牟尼)は2500年前から「VUCAの時代」と言っていた◎Web3.0は曼荼羅に予言されていた?◎仏教思考での「死」とは、バーチャルリアリティーからのログアウト◎ポスト資本主義への一つのヒント「唯識」僧侶は、お盆にお経を読みに来る、葬祭を任せる儀式執行人?説法って「エモい話、イイ話」?現代日本の私たちが思う「仏教」とはずいぶん違う、知っているようで全く知らなかった真の仏教思考、明日からすぐに役に立つ、生き方の智慧を学べます。無意識のうちに入っているOS(思考方法)から少し離れて、2500年の叡智を実装してみませんか?

感想・レビュー・書評

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  • 現代日本で檀家なしの寺院運営をしようとしている、著者の松波龍源さんが出演しているポッドキャストがおもしろかったので読んでみた。ここ数年頭の性能が落ちてきているのか、どうも頭の中が大量の付箋でごちゃごちゃしてそわそわする感覚がある。何が大事で何がそうでないかを考えるときに、哲学としての仏教が役に立つのではないかと思ったのだった。

    たくさん仏教用語が出てきて、一回読んだだけだとわからないことの方が多かった。しかし、「あらゆることに苦しみの種は埋め込まれているが、その種を発芽させないための方法を示そうとしているのが仏教」という点が気に入った。存在に上下を作らないところ、絶対的な真善美を追求しないところも気に入ったので、仏教の考え方を細く長く読んでいこうと思う。

  • 特に刺さらず、流し読み

  • ポッドキャストA scopeで本書の著者の松波龍源さんに興味を持ち読んだ。 西洋哲学と仏教を対比してロジカルに丁寧に説明されている。

  • ビジネスシーンに役立つというタイトルだが、内容はそれを遥かに超えていて、仏教の本質を俯瞰し、わかりやすく解説するものであった。
    この本を読むことは、少なくも小吾になり得る。
    再読したい1冊。

  • ビジネス書の体裁で、わかりやすく現代トピックへの仏教哲学の適用を説明しているが、仏教の要点の紹介が力点。

    ・仏教は関係性の哲学

  • オーディブルからの書籍化
    難しい内容ではあるが、一度聞いた内容なので理解しやすくコンテンツの多角化がうまくいっている印象
    理解できていないところもあるので、そこはまた改めて読みたいと思います

  • 「ビジネスシーン」どころか、仏教を基軸にトピック盛りだくさんの一冊。しかし通底する考え方は紛れもなく「空」や「唯識」の考え方であり、物事に絶対性を認めない仏教思想の汎用性の高さを感じた。

  • 仏教についてわかった!というわけでは全くないが、何となくこういう感じ?というのが、キリスト教の考え方や現代のものの見方などいろんな切り口を通して触れられたかなと思う。
    そもそも仏教とはこういうものだ!とは言わないのが面白い。それ自体が物事に絶対はない、とする仏教の考え方から反しているので、このときはこうだった、これはこういう風な流れから来てるんじゃないかな、という言い切らない姿勢は日本人っぽさとも言えるのかなぁ。

  • 知り合いが読んでて私も読んでみようと思って買って積読してたけどやっと読みました。
    仏教は詳しいこと何も分からないけど、分かりやすく言語化されてて、これからの生き方に反映させていきたいと思う1冊でした。

  • 2023.10.20 社内読書部で紹介を受ける。

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