偉人の年収 (イースト新書Q 77)

著者 :
  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781680774

作品紹介・あらすじ

・新選組の月給
・戦国武将の金銭トラブル
・渋沢栄一の年収変遷
・ピカソ家の遺産相続
・シェイクスピアの秘密の副業etc.

偉人たちの金銭事情を、現代日本円に換算して生々しく紹介。
良識ある研究者は手を出したがらない「禁断のテーマ」に挑む!

堀江宏樹(ほりえ・ひろき)
作家、歴史エッセイスト。
大ヒットしてシリーズ化された『乙女の日本史』(東京書籍)、『本当は怖い世界史』(三笠書房)のほか、著書多数。雑誌やWEB媒体のコラムも手掛け、恋愛・金銭事情を通じてわかる歴史人物の素顔、スキャンダラスな史実などをユーモアあふれる筆致で紹介してきた。
漫画作品の原案・監修協力も行い、近刊には『ラ・マキユーズ ヴェルサイユの化粧師』(KADOKAWA)などがある。

感想・レビュー・書評

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  • お金の遣い方でその人が分かる

    著名な人物ってお金持ちが多いんだなあ。いわゆる実家が太いというやつ。あと個性的な人が多い(笑

    著者の計算がどこまで正確かは私には分からないのでそこは気にせず週刊誌を読む気分で読みました。

    印象に残った人物エピソード

    ・親の仕送りの額も驚きだけど嘔吐癖のあるダーウィン(これはかわいそう)
    ・フンコロガシに惹かれ餌代(家畜の糞の購入代=隣の家の下男の買収代)がかさんだファーブル
    ・子だくさん(20人)のためアルバイト(葬式オルガニスト)に励むバッハ
    ・浪費傾向のあるマルクスとその弟子にして親友、そしてATMのエンゲルス
    ・浮き沈みの激しいベートーヴェン
    ・処刑人のギャラを踏み倒すルイ16世

    バッハが「葬儀が少ないと収入が減る」と嘆いてたり、ベートーヴェンが国王から贈られた指輪が「安すぎる!」と激怒したり、持っていた印象が変わりました。あとマルクスとエンゲルス。ブロマンス的な関係だったの??

    *******************************************
    第1章  世界の偉人の年収
    第2章  日本の偉人の年収
    第3章  偉人のイカれた金遣い
    第4章  偉人のマネーテクニック
    第5章  偉人の金銭トラブル
    第6章  偉人にまつわるアレコレの値段

  • 意外に面白い
    クラッシック音楽でいう献呈と意味するところなど面白い

  • <目次>
    第1章  世界の偉人の年収
    第2章  日本の偉人の年収
    第3章  偉人のイカれた金遣い
    第4章  偉人のマネーテクニック
    第5章  偉人の金銭トラブル
    第6章  偉人にまつわるアレコレの値段

    <内容>
    さまざまな歴史上の偉人たちのお金にまつわるアレコレをまとめたもの。昔の価値をカネに直すのが大変だったと思うが、それなりのネタになりうる内容だった。

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著者プロフィール

堀江宏樹(ほりえ・ひろき)
1977年生まれ、大阪府出身。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。
日本、世界、古代、近代を問わず、歴史の持つ面白さを現代的な視点、
軽妙な筆致で取り上げている。
綿密な検証と考察、臨場感溢れる描写には定評がある。
主な著書に『本当は怖い世界史』『本当は怖い日本史』『本当は怖い世界史 戦慄篇』『愛と欲望の世界史』『眠れなくなるほど怖い世界史』(以上、三笠書房《王様文庫》)、『乙女の日本史』『乙女の美術史 日本編』『乙女の美術史 世界編』(以上、KADOKAWA)、『三大遊郭 江戸吉原・京都島原・大坂新町』(幻冬舎)などがある。

「2022年 『本当は怖い江戸徳川史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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