裏切りの騎士は愛を乞う (ソーニャ文庫)

  • イースト・プレス
3.46
  • (1)
  • (6)
  • (5)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 35
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781696010

作品紹介・あらすじ

冷酷な父と横暴な異母姉に支配された王宮で、
息を潜めるように暮らす王女サラ。
“憐れ姫"と周囲に蔑まれるなか、
護衛騎士のケヴィンだけはサラを励まし、
愛情を注いでくれていた。
サラはいつしかそんなケヴィンに恋をする。
しかし、サラの誘拐事件をきっかけに
二人の主従関係は歪んでしまい……。
「後戻りはできませんよ?」
哀しげな笑みを見せるケヴィンに執拗に抱かれ、
彼に溺れていくサラ。
だがそんななか、とある衝撃的な真実を知り――!?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • TL小説の割にあまりエロエロしてなくてきちんとした物語になっていたと思います。最後はどうなるかなと思ったけど、ハッピーエンドだったのでよかったです。
    表紙のデザインも好きだし、挿絵も好きな感じでした。

  • 恐怖で支配された王宮にて、ひっそりと暮らす第二王女。
    蔑まされる彼女に手を差し伸べたのは、傭兵あがりの騎士。

    幼少のみぎりの事があったとはいえ、攻撃方向を
    間違えまくっている姉王女。
    主人公と違って、使える場所はあるのか、と思っていたら
    いつの間に?! な状態になってました。
    父たる王様もそうですが。

    恋愛もの、というか、主人公の機微が大事なので
    その辺りは当然放置されてますが、これは…。
    主人公の知らないうちに、という事は
    読んでいるこちらも知らないうち。
    拍子抜けな状態ですが、おかげで主人公の気持ちが
    わりと分かった気分です。
    とはいえ、この最後を選択するか否かは、あれですが。

    不遇だった王女が、幸せな生活を勝ち取る。
    ある意味、シンデレラストーリーです。

  • 中盤くらいで「本当は両思いなんだけどすれ違ったままセッ」が出て来るまでは主人公が卑屈すぎ?る気がしてイライラしながら読んでいた(この印象は最後まで変わらず 卑屈になるなら卑屈になる納得できる理由が欲しい)けど「本当は両思いなんだけどすれ違ったままセッ」っていう設定はとても楽しいので最後まで読めた  ヨーロッパっぽい国が舞台のファンタジー小説なんだけどファンタジーならファンタジーで世界観の作り込みをしないといけないと思うので(絵で描かない小説なら特に)もう少しその辺りが「ヨーロッパっぽい王国で美味しい設定」以上の事が書いてあったらよかったかも  主人公をいじめていた実父が治める国が滅ぼされていてハッピーエンドなのは良かった

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

『切ない』をモットーにした恋愛小説を書くべく、日々精進中。「あたしは魔法使い」にて出版デビューに至る。

「2017年 『女神様も恋をする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

春日部こみとの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×