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- Amazon.co.jp ・本 (139ページ)
- / ISBN・EAN: 9784783711322
感想・レビュー・書評
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止むことなく堆積する
荒れくれた日常の波の中で、
ある「とき」の、
今では喪失したその瞬間への
慈しみ、また愛慕が、
おぼつかない足取りのような
不器用な言葉遣いで以て
ここに表現せらる
校庭だったか境内だったか
ぼくはひとりで立っていた
ゆうまぐれ
おはぐろとんぼがいっぱいうかび
なにかひそんでいるような
ぷうるはふるいまみずをたたえ
いまがいつだかわからなかった
ここがどこだかわからなかった
地表はあかるいひかりをやどし
砂丘みたいにきめこまかくて
ぼくはひとりで立っている
ぼくがだれだかわからなかった
こんなとおくにつれてこられて
こんなとおくにひとりのこされ
ぼくはなにかをまちわびていた
ゆうまぐれ
おはぐろとんぼがいっぱいうかび
こしかたはもうどこにもなかった
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そうですね。自分の言葉をもっている方っていらっしゃるんですよね。
私は、やっと、レビューのようなものをかくの...
そうですね。自分の言葉をもっている方っていらっしゃるんですよね。
私は、やっと、レビューのようなものをかくのが、いっぱいいっぱいで・・・。
mariさんのほうこそ、いつも素敵なレビュー、コメントをありがとうございます!
私もまた、kangon69さんのレビューに触発されたり、コメントに癒されています。
毎回、どうもあ...
私もまた、kangon69さんのレビューに触発されたり、コメントに癒されています。
毎回、どうもありがとうございます。
これからも、よくわからないレビューをするかもしれませんが、よろしくお願いします!