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- Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
- / ISBN・EAN: 9784783727569
感想・レビュー・書評
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メモ
宮廷の道化→fou
芝居の道化→sot詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[ 内容 ]
『阿呆の王』は長く幻の名作だった。
ネルヴァル自身の全集の予定目録にものっているし、オデオン劇場の記録にも残っている。
だが事情あって上演が取消になり、その後小説に書き直された。死後出版されたものは、校訂者が勝手に換骨奮胎した偽書で、長らく原稿の行くえが謎となっていた。
この悪魔小説は、ネルヴァルの発狂前の作品でありながらその体験に根ざしたごとき狂気の幻覚や症状は、オーベールの夢や王の病状に生々しく描かれている。
狂気という地獄でくりひろげられる〈宿命〉と〈悪〉の幻想小説の本邦初訳版。
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