アニメと声優のメディア史 なぜ女性が少年を演じるのか

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  • 青弓社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787234780

感想・レビュー・書評

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  • https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/871734

    ひなたやまにもあります

  • アニメ黎明期から現在に至るまでの声優の立ち位置の変遷(当初積極的に姿を見せなかったのが、今はその逆など)や製作の裏事情は興味深かった。洋画の吹き替えの良し悪しが、必ずしも俳優と声優の声質の一致でないのと同様、アニメキャラの演者が年齢と性別に束縛されないのは、ある意味自然で、絵物語が持つ創造性の特徴のように思える。本書では後半專らジェンダー論的な内容になり、萌えやBLの分析も入るが、2次元で展開される変態的な性の倒錯(解放?)すらも、アニメ表現ゆえの強み。全般に理屈っぽく、最後は付いていけなかった。

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著者プロフィール

1972年、京都府生まれ。新潟大学経済科学部学際日本学プログラム教授、新潟大学アニメ・アーカイブ研究チーム共同代表。専攻は視聴覚文化論。著書に『アニメと声優のメディア史』(青弓社)、『密やかな教育』(洛北出版)、共著に『BLの教科書』(有斐閣)、『アニメ研究入門 応用編』(現代書館)、『入門・現代ハリウッド映画講義』(人文書院)など。

「2022年 『グローバル・アニメ論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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