ライブ講義・質的研究とは何か (SCQRMアドバンス編)

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  • 新曜社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788511088

感想・レビュー・書評

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  • アドバンス編の最後に書いてある、質的調査法の科学的証明の話は何度も読んで頭にいれようと思う。学会の質問のときに答えられるようにしたいなぁ。

  • 本書は,質的研究の入門書としてのベーシック編の続編に位置づくものである。

    ベーシック編と併せて読むことをおすすめします。

    前半は,ベーシック編の続編として研究発表の仕方など質的研究にかかわらず,研究をするものとして備えておくべき姿勢やコツのようなものが紹介されていて,分かりやすい。


    後半になってくると,これまでのまとめに加えて,質的研究の原理にまでふみこみ,哲学の解釈なども入ってきて,難しい。
    一度読んだけれど,分かった気になっただけなので,理解に結びついていない。
    何回か読み直して理解を深める必要があることを実感した。


    このアドバンス編を理解できたなら質的研究の他の文献もさらに読みやすくなることは間違いないように思います。




    以下,Amazonより引用
    ____________________
    第17回 研究発表と質疑応答の賢いやり方
    第18回 質的研究を妥当に評価するための視点
    第19回 既存の研究法を修正する方法-関心相関的研究法修正法
    第20回 論文執筆の技法―関心相関的論文構成法
    第21回 新たな一般化の方法―アナロジーに基づく一般化
    第22回 質的研究法の原理的基礎づけ
    第23回 科学性の条件とは何か?-構造構成的―構造主義科学論
    第24回 SCQRMの全貌とその射程
    あとがき-質的研究の過去・現在・未来

  • 論文書いたり、口頭発表をしたりする時に良くある事に、どう考えて同対処したらいいかということが、ベーシック篇を深める形で紹介されています。
    こういうことってあるあるー。って共感する内容が多い。

  • 質的研究について学びたくて、先に読んだベーシック編に続いて読了。

    ベーシック編は、リサーチクエスチョンの建て方から発表に至るまでの過程を分かりやすく説明していたのにたいして、アドバンス編では、私の知りたかった「関心相関的」な考え方など、より深いところについて説明されていた。

    読んだだけではもちろん分からないから、少しでも自分の研究に活かすことのできる部分があればと思い、これからも学び続けようと思う。

  • SCQRMとは、Structure, Construction, Quantative, Research, Method
    研究の成果を公共化する、だから論文は文語体で読みにくい。

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