看護実践の語り: 言葉にならない営みを言葉にする

著者 :
  • 新曜社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788514683

作品紹介・あらすじ

◆看護とはどういう経験なのか?
 看護師たちは、勤務交代をしながら、患者の状態を確認し、同僚や医師と意見を交わし、ナースコールが響くや、足早に病室に向かいます。看護師の関心は、つねに患者の状態にあるので、自分たちがどのように実践しているのかについて言葉にする機会があまりありません。「言葉にならない技術」と言われる所以です。しかし看護師たちの語り合いの場には、実践の知恵を知る手がかりがたくさんあります。本書は、看護師にグループインタビューして率直な会話を 作り出すことによって、看護実践についての見方や枠組みを再発見し、捉え直していった創造的な試みの記録です。看護師や医療関係者にとってだけでなく、病者として看護に関わる私たちにとっても、看護とはどういう営みなのか、その実践が何に支えられているのかを深く考え、知る機会となる本です。

感想・レビュー・書評

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  • N049/ニ

  • 福永まゆみ先生 おすすめ
    52【専門】492.901-N

    ★ブックリストのコメント
    患者の変化や訴えに応え援助する中で、看護師自身はどのように感じ、考え、実践しているのか。看護の実践知。

  • いやあ面白い。看護師の実践がいかになされているのかについて、本人もうまく言葉にできないことを明らかにしていく労作。他の領域の現象ともどんどん繋がっていく。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:492.9||N
    資料ID:51600315

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著者プロフィール

東京都立大学健康福祉学部教授

「2021年 『現代看護理論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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