心理療法の交差点2 短期力動療法・ユング派心理療法・スキーマ療法・ブリーフセラピー

制作 : 岡昌之  生田倫子  妙木浩之 
  • 新曜社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788514898

感想・レビュー・書評

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  • いろいろな心理カウンセリング療法の専門家が、一つのケースを診た場合、どういった異なるアプローチ、解法があるのかを検証する本。

    スキーマ療法のスキーマ一覧が面白く手に取った。

    結論から言うと、先生それぞれのキャラクター(学究肌、姉御肌、温厚派、etc)に左右される面が大きいのかな?と思ってしまう。

    編者による論評がまた、…ナントカ先生のアプローチはナントカのソナタを聴いているような…とかいった、音楽になぞらえる、ゲージュツ論議みたいな語りで、心理学ってなんなわけ〜?とケムに巻かれるような気持ちになった。

    リストカットの女子高生や、勤務中に離脱体験してしまう男性、中年の危機のマダムなど、それぞれに真剣な悩みを抱える人たちに向かって、モルモットみたいに実験台にした挙句、業界の人間同士でxx先生はお上手ですなあ、oo先生はナントカですなあ、と身内で褒め合いしているみたいで嫌な読後感が残った。

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著者プロフィール

978 年京都府生まれ。大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。まちの居場所の研究・実践を続けている。清水建設技術研究所を経て、2013 年から岩手県大船渡市に移り住み、「居場所ハウス」の運営・研究に携わる。2014 年よりワシントンDCの非営利法人「Ibasho」がフィリピン、ネパールで進めるプロジェクトのサポート・研究。2015年8月より特定非営利活動法人Ibasho Japan・副理事長。東京大学大学院経済学研究科・特任研究員(2015 ~ 2017)。2018 年10 月よりIbasho Japan・代表(~現在)。大阪府の千里ニュータウンで長年「まちの居場所」、計画住宅地のアーカイブに関する研究と実践を行い、現在千里ニュータウン研究・情報センター事務局長。 著書に『まちの居場所、施設ではなく。:どうつくられ、運営、継承されるか』(水曜社)、共著に『環境とデザイン(シリーズ〈人間と建築〉3)』(朝倉書店)、『まちの居場所:まちの居場所をみつける/つくる』(東洋書店)、『まちの居場所:ささえる/まもる/そだてる/つなぐ』(鹿島出版会)。「まちの居場所」の活動記録として『街角広場アーカイブ’07』(ひがしまち街角広場, 2007 年)、『居場所ハウスのあゆみ』(Ibasho, 2015年)を編集

「2021年 『わたしの居場所、このまちの。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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