すべての「見える化」で会社は変わる: 可視化経営システムづくりのステップ
- 実務教育出版 (2008年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788907539
感想・レビュー・書評
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(飛行機の操縦士みたいな)「コクピット経営」したいな。
そんなツールがあるのだろうか。
見通しがよくないから動きづらい。
車の運転でもそうだと思う。先が見通し悪いと事故が起こりそう。不安、慎重になる。
あとは、「百聞は一見にしかず」という言葉はしっていたけど、
『百見は一行にしかず』
やってみることで見えることが出てくる。気付く。変化する。
なるほどと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
見える化を進める経営改革のステップ
1.経営理念・使命を再確認する
2.20年後の将来ビジョンを描く
3.ビジョン、戦略、戦術をマップ化する
4.スコアカードを作成する
5.アクションプランを決める
6.モニタリングシステムを作る
7.経営のコクピットを完成させる
豊かになった日本では、社員のモチベーションを上げる源泉は、
仕事に意味と価値を与え、その仕事をする上での貢献度、成長度を実感させることです。
そして、共にビジョン実現をめざす仲間の存在が必要なのです。
ポジティブリスト(やるべきことを明示する)・・・指示された業務以外はしない
XXの場合は○○とする
手順Aの次は必ず手順B
ネガティブリスト(やってはならないことを明示する)・・・後は原則として自由裁量
法令違反となる○○処理は行ってはならない
手順Cはクレーム発生率が高いので禁止
事業ドメイン
物理的ドメイン・・印刷業、システム販売業
機能的ドメイン・・販促支援業、業務改善業
見・・目に映る
視・・注意して見る
観・・比べて見る、経過を観察する
察・・裏を見る、中身を読む、意図を探る
診・・総合してみる、判断する、実態をつかむ -
書かれてある、あるべき姿は分かり易い。しかし、その肝となる「IT日報」が有効な職種ではないと思われる自分はどうしたものか…。
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見える化による経営改革の具体的ステップとそのポイントをバランス・
スコアカードの考え方をベースに紹介されています。またIT時代における
モニタリングとしての日報の重要性が解説されている点が参考になりました。