課長のスマホ術

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  • 実務教育出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788910492

作品紹介・あらすじ

ひと回り腕を上げる、無料アプリの活用法をプロが伝授。

感想・レビュー・書評

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  • スマートフォンを生活に取り入れビジネスに活用するためには何ができるのか.それを実現するためにはどのような機能を利用し、またどんなアプリを利用すればいいのか?これは『デキる課長』になるための本です。

    献本御礼。

    本書はビジネス仕様、特にプレイングマネージャーである課長クラスに向けて、書かれたスマートフォンの使い方を指南した本であります。今や電話機能としてだけではなく『手乗り文鳥』ならぬ『手乗りパソコン』といったほうがいいのではないかと思われるスマートフォン。略してスマホ。それをいかにしてビジネスツールとして使用し、より生産性を挙げていくか、というのが本書の狙いであると思われます。

    本書によると
    『スマートフォンを仕事に使いこなせない課長は、ビジネス現場の苛烈な競争にも生き残れません』
    という若干脅しめいた文句すらあって、最初に読んだときはさすがにそこまではないだろう、と高をくくっておりましたが、孫正義社長の
    『ソフトバンク300年ビジョン』というプレゼンの動画をみて、孫社長が『これからのITツールはデスクトップやノートパソコンからスマートフォンからタブレット端末へ。欧米からアジアの時代になる』
    と力強く宣言していたのを聴いていると、300年とはいわずとも、3年後はそれが主流になっているのかもしれないと、そんなことを考えてしまいました。

    ここに記されているのは書類の作成や情報収集に始まって、会議などの録音やスケジュールの管理。さらにはラジオの受信や読書にいたるまで、本当にさまざまなことをあのスマホで出来るということが具体的なアプリケーションの紹介とともに掲載されてあって、正直言うと、驚きを隠せませんでした。たぶん、近い将来にはビジネス用とプライベート用のスマートフォン2台とタブレットが標準装備になるのではなかろうかと、読みながらそんなことを考えてしまいました。

    たぶん、ホワイトカラーの職種の人間の大半。場合によってはブルーカラーの職種の人間でも今やフツーにパソコンは使えるのではないかと思います。しかし、これからはスマホを如何に使えるかそれによってめまぐるしく変化するビジネス環境で『一歩先んじる』ことができるのではないか?ここにはスマホを『武器』として使うためのその手引き辞書であると個人的にはそう思って拝読をさせていただきました。

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著者プロフィール

1955年長野県生まれ。ジャーナリスト、評論家。大学在学中より週刊誌・月刊誌等にルポルタージュを発表。ビジネスや最先端技術分野の評論を行なう一方で、パソコンやネットワーク分野、電子書籍などに関する初心者向けのやさしい解説量を多数執筆。

「2021年 『ビジネスが広がるクラブハウス 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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