Se fue彼女は行ってしまった: ロマンチシズム120%
- ソニー・ミュージックエンタテインメント (1996年4月1日発売)
本棚登録 : 11人
感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (62ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789710671
感想・レビュー・書評
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小説と付属のCDの音楽がリンクしている。
ブック&CD三部作の第二作目。これも図書館で借りた。
物語とエッセイ、キューバの音楽ガイドとあとがきがそれぞれひとつずつ収録されている。
さくっと読み終わるこの"彼女は行ってしまった"という短編、軸になった音楽と共に読書が出来る体験がよかった。出てくる男が村上龍自身をかなり投影しているように感じた。
いたって普通の女を主人公にしたと村上が言っている通りだが、甘美な音楽が手を引いて連れて行ってくれるため上質な時間を過ごせた。
小説はひとつだけだがエッセイもまた興味深い内容。自然について考えさせられる。ただ読み物としては30分程度で終わるかもしれないためボリュームはない。4.5詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは本の中にキューバ音楽のCDがついててそれがすっごく良くて何度も聞きました。なのにこの本どこかにいってしまって(T_T)トパーズとかみたいな彼の作品(違う感じのはいいんだけど)は賛否両論で私は・・・ちょっとだめでさわりでトパーズ読めなかったけど(69読んだ後次に何気に読もうしたのがトパーズだったのでちょっと読んでびっくりしました・・・汗笑)でもこれはCD聞きながらぱっと読みました。「69」とこれはすぐ買いました。「69」読んでから村上龍に会ってみたいと思いました。Ryu's barいつも見てました!
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