- Amazon.co.jp ・本 (563ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789727846
感想・レビュー・書評
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14歳の女王様が、帝国との戦争の為味方を探すお話。
久しぶりに持った、ちょっとした百科事典みたいなサイズの本にワクワクが止まらなかったです。
勝気なお姫様のシリンと、魔女の息子オスカンのお互いにカッとなったりしながらも、すぐに仲直りできるケンカが理想的。
みんなに期待されているので、本音を言えるのはあなただけみたいな。
本の中身ほとんどが外交と戦争で、いくら国の長となったとはいえ、子供に無茶言い過ぎでは…という感じでした。
年長の相談役もついているのに、ついて行かないんかいみたいな。
でもウェアウルフとか雪豹とかとても魅力的でした。
最後の展開も大好きです。映画化の話はなくなったのかなー。見てみたかったです。
続きは二人の子供たちのお話とか。楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全体的に雑。主に「何で塹壕掘ってるのに大砲は無防備なの?」「真面目に斥候出せよ」という技術や作戦や、「ヴァンパイアは普段何食ってるの」という設定や主人公の外交面の無能ぶりとそれが通ってしまう展開が雑。
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何ページあってもかけそう… なんかなんなんだよな
オスカンのキャラが好き。 -
2010年1月6日読了♪
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エラゴンに続く、新しいファンタジーの書き手登場なんだろうか。もう、エルフ、ドラゴン、ドワーフが出てくる話は食傷気味だったので、この話は新鮮で面白かった。北ドイツか北欧を思わせる小国に、ローマ帝国のような帝国軍が襲い掛かる。小国が同盟を求めた先が、伝説や御伽噺の住人のような人獣やヴァンパイヤ達。登場人物が個性的で、話の展開が早くて飽きない。映画化するのはいいけど、エラゴンもケド戦記もナルニアも失敗してるので、期待できないなあ。