マンガ 面白いほどよくわかる! 古事記

制作 : かみゆ歴史編集部 
  • 西東社
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本棚登録 : 439
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791625260

作品紹介・あらすじ

★★マンガで紐解く「この国」の原点! ★★
話の流れがわかりにくい『古事記』をほぼ全編マンガで解説!
国の誕生から雄略天皇の即位まで、古事記の流れと要点がよくわかります。
章ごとに関連マップや「古事記の謎」をひも解く解説ページもあり、
流れを理解しつつ、それぞれの物語のつながりまで深堀できる内容です。
大人も大満足な教養マンガです。

【目次】
第1章 イザナキとイザナミの悲恋
第2章 英雄スサノオの誕生
第3章 オオクニヌシの国づくり
第4章 ニニギ降臨と神武天皇の即位
第5章 ヤマトタケルの活躍
第6章 神功皇后の奮闘と天皇の血脈

感想・レビュー・書評

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  • 天武天皇が稗田阿礼(ひえだのあれ)に覚えさせたという古事記。
    「因幡の白兎」や「ヤマトタケル」の話は小さい頃からなんとなく知っていたが、こんなふうに繋がる話とは!

    イザナキとイザナミがのやり取りや、日本列島の誕生の仕方など、思わず笑ってしまいました。
    女の人から誘ってはいけないんですね笑

    内容は日本書紀と似ているらしいのですが、日本書紀は国外向けの歴史書らしいです。
    古事記は国内向けの歴史書。

    日本は多神教なのですね。
    今日私は2箇所の学問の神様の神社にお参りに行きました。
    古事記に出てきたゆかりの地に赴くのも良さそうです。

  • 先日『眠れないほど面白い「古事記」』を読んだので、漫画で補完しようと思い本書を手に取りました。

    まず古事記上下巻のおおまかな解説から始めてくれる入門者フレンドリー設計。『眠れないほど〜』では下巻部分で挫折しましたが、下巻は「天皇家のお家騒動と系譜を記す歴史書」という役割があるという解説を読んで納得です。
    もちろん漫画でストーリーを追うと流れが掴みやすくなりましたが、古事記の舞台を紹介する『地図でみる古事記』や、漫画本編の補足解説をする『古事記で紐解く30の謎』など漫画パートも興味深かったです。古事記と日本書紀の違いも丁寧に解説されています。
    でも人物相関図はややこしくて無理でした笑

    ⚪️死者の国への認識は世界共通・・・「冥界から出るまでふりかえってはいけない」「死者の国の食べ物を食べてると現世に帰れない」などイザナミがいる黄泉の国にいったイザナギのエピソードと同じような神話が世界中にある。
    ⚪️プロポーズは男性から・・・男性が結婚の主導権を握るという考え方は「儒教」から影響されているとみられる。
    ⚪️魔除けになった桃は中国思想から・・・魔除けや不老不死の効能がある神聖な桃という考え方がある「道教」に影響されているもよう

    古事記というと「純国産」みたいなイメージがあったけど奈良時代に作られたそうなので、中国の唐との国交もり外部の影響も受けてたんだなぁ。

  • 読みやすく、わかりやすくて
    一晩で読めたわ

    #2024年に読んだ本 12冊め
    #2月に読んだ本 2冊め

  • 古事記を如何に分かり易く伝えるかを考えて構成を練ってるんだなと感じずにはいられない本。まずいきなり漫画の物語に入らないのが良いです。最初にあらすじを記載し、人物の相関図などを丁寧に記載があった上での、物語突入なので、漫画の部分がとても分かり易く頭に入ってきます。また漫画では書ききれなかった部分もしっかり補足があります。そしてしっかり国造りから推古天皇まで書かれているのも良かったです。今まで僕は古事記の部分部分の物語しか知りませんでしたが、初めて点と点が線に繋がったと思いました。読んで良かったです。

  • 漫画でストーリーが学べ、補足もしっかりしているので入門書として最適な一冊だと思います。

  • 単純に物語の内容が他の神話の方が面白い。
    他の神話に比べて知っている名前が少なかった。
    思ったほど日本の神の名前は自分に根付いていないんだなと感じた。

    あと古いお話なので物語の抽象度が高い。

  • 漫画でもやっぱり難しい。
    神様の名前も家系図も分からなくなる。

    因幡の白兎やイザナキがイザナミを取り戻すために黄泉の国へ行った話など、聞いたことのある話は古事記に書かれているんだと分かった。

  • 登場する神様のキャラ紹介が書かれているので
    ごく普通の漫画のように古事記がスラスラ読める。

    古事記は神様がどんどん出てきて話が派生していくので頭が混乱してしまうがこれなら楽しみながら読める。

    個人的には最初の国造りの話が面白いと思う。
    イザナミもイザナギも神様だけれども人間らしい
    ので親近感が湧いてしまった。
    豆知識もあるので読んでおいて損はないかな。

  • 日本の神話が読み物としてこんなに面白いんだ、という発見ができた。登場人物が多いので一回読んだだけで全て頭に入れられたわけではないが、今後神社を参拝する際、ここにはどういう神様が祀られてるのだろう、と考える楽しみができた。

  • 長い長い古事記の基礎的なところ、わかりやすく漫画で解説してくれるからよかった!日本人なら古事記何も知らないの恥ずかしいなぁ〜って思ってたけど、原書読むほどの気力もなかったので、そんな人にはオススメ!
    スサノオがぶっ飛んでて好き笑

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著者プロフィール

かみゆ歴史編集部(かみゆれきしへんしゅうぶ)
「歴史はエンターテイメント」をモットーに、雑誌・ウェブから専門書までの編集制作を手がける歴史コンテンツメーカー。扱うジャンルは日本史、三国志、世界史、近現代史、宗教・神話、アートなど幅広い。主な編集制作物に『イラストでサクッと理解 流れが見えてくる日本史図鑑』『イラストでサクッと理解 流れが見えてくる日本史図鑑』(ナツメ社)、『ゼロからわかる英雄伝説 古代中国編』(イースト・プレス)など。

「2023年 『イラストでサクッと理解 流れが見えてくる三国志図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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