- Amazon.co.jp ・本 (50ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791762842
感想・レビュー・書評
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ファンタジックな4行詩が50篇。
どれも好き!
イラストと詩があいまって異国旅しているような気分。
何度も読み返してる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
泣きたくなるような世界
安野光雅さんの絵も -
初出:「詩とメルヘン」1978-1980、1981年初版、手元の新装版(タイトル、著者名は表紙上部に横書き、山の上に城をいただく街の遠景)は1990年第1刷、いまはさらなる新版になって初版のカバーにもどった(?)模様。
4行の短い詩が50編、羊皮紙風の背景の1ページに1篇ずつ。カバーを外した表紙から裏表紙には音符のない楽譜罫。しずかで、現実をしばし忘れさせるうつくしさ。 -
古い本ですが、少しも色褪せない。新版が96年、新装版は2006年刊です。
"小鳥が一つずつ 音をくわえて とまった木 その木を ソナチネの木 という"1頁
岸田衿子さんの4行詩が50編。タイトルはないけれど、後ろに、四連の一行目を並べた目次のようなものがあり、これがまた50連の詩のようで。そこに安野光雅さんの絵。
17頁の「一生おなじ歌を 歌いつづけるのは」が特に好きです。 -
読んでいると心や体がワープして、とても美しい草原にいる感覚。初めてページをめくった時、何度も鳥肌がたってしまいました。