- Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791767366
感想・レビュー・書評
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入りは良かったんだが、これは「無の本」ではなく「真空とは何か」である。物理学部分になると翻訳も怪しくなり読みづらいことこの上なし。もっと「無」そのものについての概念や、多岐に渡った考察が読みたかった。
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/725970 -
請求記号・421/Ba
資料ID・100061262 -
数学の0、神学・哲学上の無、物理学・宇宙論の真空、
これらを「無」としてまとめ、その歴史とこれからに
ついて述べた本。それぞれを「無」というくくりで
まとめてしまうというのは面白い試みだが、そうやって
まとめることで新しい何かが見出されているかというと
そういうわけでもなく、ただ列記しただけという印象が
強い、少々惜しい内容だった。
それぞれの専門書を読むのとそう変わらないのであれば
せっかくのまとめが意味をなさない、そんな気がした。 -
無,ゼロの概念についての本.幅広い分野における”無”の概念を扱うとのことであったが,天文学が主である(特に後半).それなりに楽しめたが再読はしないと思う.