病者障害者の戦後 ―生政治史点描―

著者 :
  • 青土社
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本棚登録 : 49
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (519ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791771202

作品紹介・あらすじ

忘れられていい言葉だろうか?
戦後、結核患者が収容された国立療養所は、次第に重症心身障害者の子どもたちの施設となっていく。そのかたわらで、障害者のため施設を設立していった偉人たち、そこに滞在した当事者たち、治療を拒み出て行った人々、彼らをめぐって唱えられた意見や理論――その膨大な言葉、声を集め、検討し、病者・障害者たちと、施設と社会が織りなす〈生政治〉の現代史を描く。『現代思想』連載の、十年を超えた思索を編纂した、その「歴史篇」。

感想・レビュー・書評

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  • 【琉球大学附属図書館OPACリンク】
    https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB27432073

  • これを読んで、猫も怒る予定です。。。

    青土社 ||哲学/思想/言語:病者障害者の戦後
    http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3234

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      社会防衛と医療問うー立岩真也さん新著「病者障害者の戦後」|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
      https://www.kyoto-np...
      社会防衛と医療問うー立岩真也さん新著「病者障害者の戦後」|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
      https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/3071
      2022/08/06
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著者プロフィール

立岩 真也(たていわ・しんや):1960年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。社会学専攻。著書に『私的所有論 第2版』(生活書院)、『弱くある自由へ――自己決定・介護・生死の技術』『造反有理――精神医療現代史へ』『精神病院体制の終わり――認知症の時代に』(以上、青土社)、『介助の仕事――街で暮らす/を支える』(筑摩書房)、『自由の平等』(岩波書店)、『自閉症連続体の時代』(みすず書房)、『人間の条件――そんなものない』(新曜社)など。共著に『ベーシックインカム――分配する最小国家の可能性』『税を直す』『差異と平等――障害とケア/有償と無償』『相模原障害者殺傷事件――優生思想とヘイトクライム』(以上、青土社)、『生の技法――家と施設を出て暮らす障害者の社会学』(生活書院)ほか多数。

「2022年 『人命の特別を言わず/言う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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