患者の孤独―心の通う医師を求めて

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  • 草思社
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794211958

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  • 原因不明の病気を目の前にした、どこにでもいる並の医師たちは、患者の気のせいとか、患者が病気を作っていると患者を責める。自分が病気にならないと分からない、想像力のない医師たちばかり。学会の論文に載っていないだけで判断する。自分で物を考える教育をして来なかった日本の教育が、医療分野でも悪影響を及ぼしている。

著者プロフィール

柳澤 桂子(やなぎさわ けいこ)
1938年、東京都生まれ。お茶の水女子大学卒業。コロンビア大学大学院修了。Ph.D.(遺伝子専攻)。お茶の水大学名誉博士。生命科学者,サイエンス・ライター。著書に『脳が考える脳』『遺伝子医療への警鐘』『生と死が創るもの』『いのちの始まりと終わりに』『患者の孤独 心の通う医師を求めて』『生命の秘密』『われわれはなぜ死ぬのか』など多数。



「2022年 『リズムの生物学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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