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- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794224552
作品紹介・あらすじ
ヘッセは少年時代にエリート神学校から逃げ出して以来、何度も挫折を繰り返して、
50、60歳になってようやく落ち着いた生活をスイス南部の家で送った。
二度の離婚、家族の死や病気、二度の世界大戦をはさんで社会も大荒れだった。
その中で心身ともに疲れ果て何度も自殺願望を抱き、うつ病に悩まされた。
本書はその間に書き記したこうした心の悩みからの脱出法や
苦しみとの付き合い方などについてのエッセイや断章をまとめた本。
これらはストレスに悩む現代人のための妙薬ともなるだろう。
地獄は克服できる
ささやかな楽しみ
無為の技
眠られぬ夜
精神の富
古い音楽
都市
おまえはほんとうに幸せか?
日記の一部
芸術家と精神分析
雲におおわれた空
不安を克服する
つねに新たな自己形成を
苦しい道──メールヒェン
日記──ある病ののちに
内省
神経過敏症の疑いあり
町への遠足
心理学
不可能なことを新たに試みる!
夏の鉄道旅行
花火
感想・レビュー・書評
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気になった章だけ読んだ。正直、文章の内容がわからないところがたくさんある。でも、だからこそ癒される文章が際立っている。
ヘッセはとても不器用な人間だったのかもしれない。自然を感じることに幸福を感じるところが素敵だと思う。あと、どんな苦難や不安も真正面から堂々と受け止めている感じが伝わってきて尊敬する。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★★★2021年4月★★★
頑張って読んだが、内容が難解でよく理解できなかった。
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