ギヴァー 記憶を注ぐ者

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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794808264

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  • 出生から死まで、高度にコントロールされた世界の物語。
    個性を排除して争いをなくした世界は一見穏やかで、人々は幸せそうにくらしている。
    そこでは、12歳になるとコミュニティからそれぞれの役割を与えられて訓練が始まる。
    主人公のジョナスは、レシーヴァーというとても名誉な役割を任じられて、封印された様々な記憶を受け継ぐ・・・
    という感じのお話です。

    設定がかなりSF的なのですが、読みやすくて入り込みやすい物語でした。
    ジョナスがギヴァーから初めて「雪」と「橇」の記憶を受け継ぐところは、自分もその記憶を分けてもらったようにワクワクしたな~。
    ただ、ホラーですか? っていうくらい怖かったです・・・
    最初の「解放」という言葉のあたりからいやな予感がしてたけど・・・
    続きが気になる終わり方で、実は3部作だそうなので、次も読んでみたいです。翻訳されたら。

    主人公の名前が2冊続いて「ジョナス」でした。たまたまだけど、この物語の中では同じ名前ということはちょっと意味を持つこともあり、おおっとなりました(,,´艸`)

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著者プロフィール

1937年ハワイ生まれの児童文学作家。アメリカ陸軍の歯科医だった父について各地を転々とし、11才から13才までを日本で過ごした。現在はメイン州在住。1990年に『ふたりの星(Number the Stars)』(童話館出版)、1994年に『ギヴァー 記憶を注ぐ者(The Giver)』(新評論)で、ニューベリー賞を二度受賞する。「ギヴァー」は大人気シリーズとなり、世界累計1200万部を超える。他にも『モリーのアルバム (A Summer to Die)』『Windeby Puzzle』など多数。

「2023年 『水平線のかなたに 真珠湾とヒロシマ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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