呪いの言葉の解きかた

著者 :
  • 晶文社
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感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794970886

感想・レビュー・書評

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  • 他人のふんどしと自分話ばかりというか、このフレーズに乗っかってるだけな気がして著者自身の明確な視点をあまり感じられないので途中でやめちゃった。っていうか解いてないような気がするのですけど?

  • 労働、ジェンダー、政治にまつわる呪いの言葉の対処法。
    相手の視点を内面化するよう仕向けられていることって結構あるんだな。俯瞰も大事だけど俯瞰しないで一人称で考えることも大事。忖度しないでアサーション。
    ジェンダーの項の福田和香子さんのスピーチ(抄録)がすごくよかった。自立と自律。

  • 19/06/06。

  • [#呪いの言葉の解き方 | 「呪いの言葉」に「思考の枠組み」を支配されないための切り返し方]
    http://hash-kotoba.thyme.jp/
    --

    「呪いの言葉」とは「定型句」のことだろうか。
    p.016には、「「呪いの言葉」は、相手の思想の枠組みを縛り、相手を心理的な葛藤(かっとう)の中に押し込め、問題のある状況に閉じ込めておくために、悪意をもって発せられる言葉だ。」とある。

    著者の政治的意見に従って集められた「呪いの言葉」であるから、この本それ自体も恣意的な「呪いの言葉」集であることには注意を要する。

    たとえば、p.281で「決まっているものは変えられない」は、呪いの言葉として排除するが、土井たか子・元衆院議長 「ダメなものはダメ」や、厚生労働省の「ダメ。ゼッタイ。」は、批判しない。

    p.017の「問の次数(次数)を繰り上げる」(より、抽象化する)のも良い考えだが、抽象化し、また、具体化する際に、(著者の政治的意見に従って集められているがゆえに)当初の例と逆の例が上げられていないのは、残念。

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著者プロフィール

1965年奈良県生まれ。東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得中退。
日本労働研究機構(現在の労働政策研究・研修機構)研究員を経て、2003年に転
職。現在、法政大学キャリアデザイン学部教授、同大学院キャリアデザイン学研
究科教授。
2017年3月に衆議院厚生労働委員会にて、2018年2月と2019年2月に衆議院予算
委員会にて、意見陳述(順に、求人トラブル問題、裁量労働瀬データ問題、統計
不正問題)。2018年6月より、国会パブリックビューイング(@kokkaiPV)代表。
著書に、『大学生のためのアルバイト・就活トラブルQ&A』(石田眞・浅倉む
つ子との共著、2017年、旬報社)、監修に『10代からのワークルール』(2019年、
旬報社)など。
『Yahoo! ニュース 個人』や『ハーバー・ビジネス・オンライン』に「働き方改革」
など時事問題を寄稿。

「2019年 『呪いの言葉の解きかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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