いつもお前を愛してる (ガッシュ文庫)

著者 :
  • 海王社
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本棚登録 : 57
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796406604

作品紹介・あらすじ

広告代理店のエリート・真崎史彦と同期の水澤倫章は晴れて恋人同士に。ふたりきりの蜜月旅行で真崎にプロポーズされ、同棲生活を噛み締めるのだった。だがある朝、真崎の海外栄転を耳にした倫章は驚愕する。前々から分かっていた転勤を隠したまま甘い言葉を囁いたのだ、この男は。怒りのままに倫章は別れの言葉を告げてしまい-!?リーマンラブの最高峰、待望の第二弾!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ2作目です。

    1作目で傍若無人な攻の振る舞いに、なんだコイツ!!とキレてましたが、2作目を読んでると、だんだん受にイライラが募ってきます。

    攻は終始一貫して「お前だけだ」と言ってるにも関わらず、何かあるたびに勝手に悪い方へ考えて暴走し、周りにも迷惑かけたあと自己嫌悪になり、攻に強引に宥められて仲直り…の繰り返し。

    1作目で攻に振り回されて泣くほど辛い思いをして結ばれたのに、なんでそんな簡単に手放そうとするかな…。攻と向き合う前にあれこれ言い訳して傷つく前に逃げようとする受に憤慨です。
    これもリアルな人の弱さだと言えばそうなんですけどね。

    本作には大学時代の話も収録されているんですが、その話を含めたシリーズ2作目を読むと、振り回されてるのは実は攻なのでは?と思えます。
    2人ともお互いのことを一番大切に思ってるはずなのに、肝心なところで自分の気持ちを優先してしまい、言葉足らずでこじれてる感じ。

    本作でも大きな動きがあった2人。
    この調子だと3作目では……尚更こじれそうな予感…

  • もう離れられないとわかっていながらも、どうしても自分たちの関係性や置かれた立場的な事から、引け目を持つ倫章さんと、非凡人自分本位な真崎さんの感覚違いがすれ違いを起こしますが、とにかく強引に引き戻す真崎さんの愛情が相変わらず凄いです(笑)
    強引ではあるけれど、必ず自分にはお前(倫章)が必要だと、絶対に離れないと豪語する真崎さんは、10年間の想いが溢れていると同時に、自分(真崎)の為に離れようとする倫章さんの葛藤があることを、痛いほど理解し恐れていながらも、絶対な離さない自信もあって、難儀なお方だと思います
    まさかの真崎さんの海外転勤の話では、やっぱり相容れない思いを抱えながらの出発にはなり、今後の展開が気になるんですのよ、終わり方がっ。うまいわぁー。
    ここで、タイトルがもしかしたら、真崎さんの想いであり倫章さんへの言葉なのかしら?と

  • 「亭主元気で留守が超いい!」派です!
    だってBL出しっぱなしで読みふけれるもの!

    10年の思いをやっと通じ合わせたのに、真崎にまさかの転勤話が!!男としたら海外出向ご栄転、次へのステップアップで万々歳なとこだけど。真崎が早めに伝えなかったことで、また倫章くんがぐるんぐるんしはじめちゃったよ!ドキドキハラハラ一気読み。
    すごく一途だけどわかりにくいオレ様真崎と超にぶちん倫章くん。周りを巻き込みながら結局濃厚ラブラブに納まる2人。頼子さんにも幸せになって欲しいなぁ…。モスラさんも、そのポジションで二人をいじり続けて欲しいなぁ…。
    3巻目ももうすぐ発売日です!今度は何が勃発するのかしら、どんなイラストついてるのかしら楽しみです(ノ≧∀≦)ノ

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