子爵と冷たい華 (ガッシュ文庫)

著者 :
  • 海王社
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本棚登録 : 58
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796409452

感想・レビュー・書評

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  • とっても良かったです。2作品が載せられていましがた、どちらも、良かった。特に、後半のお話はなんとも言いようがないくらい心に染みたかな。

  • 遊郭モノ
    男でありながら、自分と母を捨てた父の行方を捜すために遊郭で働く。
    出会っ子爵の伝手で最終的に父と会えるが、その父はとんでもない人物だった・・・。
    後半はその父の話ですが、こちらの方が好み。人外を人の世につなぎ止めようとする男の話って感じで、プラトニックだけど、深い。

  • シリーズのスピンオフとも言えるこの本。実は初めてでした。
    思ってたよりずっとよかった。長く作家してるだけあって上手いですね。

  • 貴久と嵯峨野の話がとても好きです。
    今まで嵯峨野の人となりがよくわからなかったのですが、冬貴と伏見に繋がっているのがわかって、よかったです。

    冬貴と伏見の物語に純愛を感じていましたが、貴久と嵯峨野はもっと純愛だったんだなぁと(笑)。

    純愛なんて書くとちょっと安っぽいね。
    でも本当に自分本位でない、相手を思う気持ちって持とうと思っても持てないかなさ。
    じーんとくる部分がある。

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著者プロフィール

「清澗寺家シリーズ」(幻冬舎コミックス)や「キスシリーズ」(講談社)など、多くの人気シリーズ、著作を持つ作家。ドラマCD化した作品も多数ある。特に名門華族・清澗寺家一族の大正時代から戦後までのドラマを描いた「清澗寺家シリーズ」は熱心な読者が多く、完結を記念して完全予約限定のファンブックが発売されるほど。

「2019年 『キッチンカー鎌倉、推して参る 再出発のバインミー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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