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- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796409452
感想・レビュー・書評
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遊郭モノ
男でありながら、自分と母を捨てた父の行方を捜すために遊郭で働く。
出会っ子爵の伝手で最終的に父と会えるが、その父はとんでもない人物だった・・・。
後半はその父の話ですが、こちらの方が好み。人外を人の世につなぎ止めようとする男の話って感じで、プラトニックだけど、深い。 -
シリーズのスピンオフとも言えるこの本。実は初めてでした。
思ってたよりずっとよかった。長く作家してるだけあって上手いですね。 -
貴久と嵯峨野の話がとても好きです。
今まで嵯峨野の人となりがよくわからなかったのですが、冬貴と伏見に繋がっているのがわかって、よかったです。
冬貴と伏見の物語に純愛を感じていましたが、貴久と嵯峨野はもっと純愛だったんだなぁと(笑)。
純愛なんて書くとちょっと安っぽいね。
でも本当に自分本位でない、相手を思う気持ちって持とうと思っても持てないかなさ。
じーんとくる部分がある。
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