昔の女性はできていた: 忘れられている女性の身体に“在る”力

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796641388

感想・レビュー・書評

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  • 実は私も少しだけコントロールできるんですよね。布ナプキンを使用するようになってから、突然できるようになりました。
    それに対して便利な身体になったなーくらいにしか思ってなかったんですが、この本と出会って、自分の身体が変わったんだなという事に気付きました。
    あと何年、月経があるかわからない年代になってきましたが、もうちょっと意識して極めてみようと思いました。
    今まで苦痛だった月経が、楽しくなるように。

  • 月経コントロールについての話。
    高齢者の証言と、「ゆる体操」によってできるようになった人たちの感想をまとめたもの。
    お世話になっている助産師さんのブログで紹介されていて、面白そうだったので購入。

    なるほどなー。と思うところや、発見もあったけど、
    なんとなく、「つまり、「ゆる体操」を普及させるための本なのね?」という感じもしなくもない。
    と、思いつつ、「ゆる体操」についての本も買ってみるかなぁ…。

  • 何回か読んでいるのだが、何かひとつひっかかったまま。この引っかかりが何かがわかると私のひとに伝える価値のあることの核に近づけそうなのだけれど。

  • 経血コントロールの歴史本。読み物としてはとてもおもしろいのだが、経血コントロールの素晴らしさばかりが強調されておりノウハウには殆ど触れられていない。消化不良の感が否めない。

  • 昔の女性は月経血コントロールができていたという話をいろいろな専門家や経験者の話を元に書き起こした本。月経血コントロール、大和撫子のからだづくり、ゆる体操どれも興味あった。

  • この本の内容は、月経血コントロールができるというところが斬新なトピックスではありますが、
    全編をとおして 元来 女性の身体にはそなわっている力と、それに気づく素晴らしさが書かれていて、
    素直に女に産まれたことを嬉しく思えてくる一冊です。
    なんで月経があって、なんでお産をして、それがどんな意味をもつのか。
    昔々一回読んだのですが、ちょうどいい年齢に読み直しました。

  • 月の家の存在には、驚いた。様々な世代の女性と、体について考える場というのは今も必要だと思う。

  • 230p 自分のトラウマなどをとろうと努力してきたが、全く目標のないゆる体操を始めて見て、からだをゆるめてセンターを意識するということが出来る様になってきたら、からださえ充実していれば、何かに向かっていなくても前には進んでいけるのだということがわかってきた。

  • 10年前に読みたかった~~~~~~~~~~~~~~~~!

    こんなこと考えたこともなかったけれど、
    言われてみれば、昔の人は下着も着けてなかったんだもんねぇ。
    自分は割と体が発するシグナルには敏感な方なので、
    ちょっと練習すれば出来そうな気がする。やってみよう。
    しかーし!悔し~い!もっと早くに知りたかった~~~~~!
    そしたら絶対人生が違うもの(もっと良いもの)になってたに違いない。
    悔しいぞ~!

  • 以前から気になっていた「月経血コントロール」について書かれている本。
    ヨガを行っていると必ず出てくる「骨盤底筋」。この部分をヨガでは意識することが多く、自然と月経血のコントロールについても興味が湧きました。

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著者プロフィール

1958年山口県生まれ。兵庫県西宮市で育つ。京都薬科大学卒業。ロンドン大学PhD(疫学)。作家、疫学者。津田塾大学多文化・国際協力学科教授。専門は疫学、母子保健。著書に、『オニババ化する女たち』(光文社新書)、『死にゆく人のかたわらで』(幻冬舎)、『女が女になること』(藤原書店)、『自分と他人の許し方、あるいは愛し方』(ミシマ社)、『女に産土はいらない』(春秋社)、『セルタンとリトラル』(弦書房)、『ケアリング・ストーリー』(ミツイパブリッシング)など、きものについては『きものは、からだにとてもいい』(講談社+α文庫)がある。編著に『赤ちゃんにおむつはいらない』(勁草書房)、共著に『気はやさしくて力持ち』(内田樹、晶文社)、『ヒトはどこからきたのか』(伊谷原一、亜紀書房)、訳書にフレイレ『被抑圧者の教育学』(亜紀書房)などがある。

「2024年 『六〇代は、きものに誘われて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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