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- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796642583
感想・レビュー・書評
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「大人のためのグリム童話」4
著者 ヤーノシュ
訳 池田香代子
出版 宝島社文庫
p85より引用
“ありふれた名前をつける親どもは、
さだめしそういうことをおもんぱかるんだろうなあ。
名前は一生ついてまわるし、やたらな名前をつけられた日にゃ、
ガキはからかわれていい迷惑だ」”
絵かき兼作家である著者による、
教訓と皮肉に満ちた童話集。
男と女についてからお金についての話まで、
ホンワカした味わい深いイラストと共に書かれています。
上記の引用は、
ハリネズミのような子供が生まれた父親の一言。
自分の子供が身体的特徴でからかわれることを思い、
せめて名前はありふれたものにと名づけました。
最近は子供の名前が話題になることが多いですが、
親は自分がその名前で生きていくことを考えてから、
つけたほうが良いのではないでしょうか。
養老孟司氏の著作で読んだと思うのですが、
身体に嫌でも個性は出るのだからと書かれていたように思います。
名前に個性を出さなくてもいいんじゃないかと思います。
童話と題されていますが、
実用的な教訓が多いのではないでしょうか。
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ブラックユーモア満載で面白かった。
これは子どもに読ませちゃいけないね。
夢を無くすよ・・・
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