「武士道」を原文で読む (宝島社新書 205)

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制作 : 別冊宝島編集部 
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796651875

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    本書は、新渡戸稲造が1900(明治33)年にアメリカの出版社から上梓した『Bushido』の序文と本文17章の中から各章の中心となる段落をピックアップし、単語の意味、英文の読み解く上でのヒントと日本語訳をつけています。

    [ 目次 ]
    BUSHIDO其の1(私に物事の判断基準を教えたのは武士道であった 武士道は日本の象徴である桜と同様に我が国固有の華である ほか)
    BUSHIDO其の2(義とは、失った楽園を取り戻すために歩むべき、まっすぐな狭い道である 生きるべきときに生き、死ぬべきときに死ぬことが、真の勇気である ほか)
    BUSHIDO其の3(真実や誠実さを欠く礼儀は見せかけだけの茶番である 洞察力のある人なら、富の構築と名誉がイコールでないことがわかるだろう ほか)
    BUSHIDO其の4(武士は、信条が人を救うのではなく人が信条を正当化すると信じていた 倹約は、経済的理由からでなく節制の実践のためであった ほか)
    BUSHIDO其の5(妻を誉めるのは自分の一部を誉めることであり、悪趣味である 日本の知性と道徳観はすべて武士道が作り上げてきたものである ほか)

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著者プロフィール

1862年南部藩士の子として生まれる。札幌農学校(現在の北海道大学)に学び、その後、アメリカ、ドイツで農政学等を研究。1899年、アメリカで静養中に本書を執筆。帰国後、第一高等学校校長などを歴任。1920年から26年まで国際連盟事務局次長を務め、国際平和に尽力した。辞任後は貴族院議員などを務め、33年逝去。

「2017年 『1分間武士道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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