ジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべて

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 1460
感想 : 164
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796669122

作品紹介・あらすじ

その新人外科医は、なぜ将軍となりえたのか-東城大付属病院・救命救急センター部長速水晃一の若き日を描いた最強の医療エンターテインメント。

感想・レビュー・書評

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  • 「ジェネラル・ルージュの伝説」はジェネラル・ルージュと呼ばれるようになった時の昔のエピソードです。
    この中にも 海堂ワールドの人々が多く絡んできます。
    とても面白い小説でした。
    絡みがあるので、海堂ファンとしては出ている作品を見逃すわけに行かなくなります。

    本の後半は海堂氏の履歴や今までの本の解説などがあり、今まで疑問がいっぱいあったので本当に面白く読みました。

  • これで海堂尊作品をもっと楽しめる。

  • 速水の短編集♪

    あの伝説が物語になりました

  • 後半の海堂ワールドが特に楽しかったです♪

  • 伝説の「ジェネラルルージュ」のきっかけとなった物語。
    海堂さんのタネあかしを読むと、時期的にムリヤリ生まれた企画、っぽい印象はありますが、速水ファンなのでついつい読んでしまいました^^
    これを読むと海堂シリーズを全読破したくなります!
    海堂さんが作家になるきっかけのハナシなど、作者のうそ偽りのない(?)文章は非常に好感が持てました。

  • 文庫には収録されてない、「海堂さんに一問一答」・「心に響く名ゼリフ」等を再読。どの人物も信となる何かを内に持っている。
    「人の話に本気で耳を傾ければ問題は解決する」Byグッチー

  • 結構加筆修正されるタイプなのね、海堂さん。
    版による内容の違いが結構あるみたいだな。
    繋がってる世界、今もこの世界は広がり続けているのだろうか。
    海堂さん、その場その場の判断でサッと動き、動き始めたら爆速で仕事をこなしていくのは、医師だからこそなのかな。

  • おもしろい

  • 東野圭吾さんから少し浮気をして
    むかしドラマで観ていた
    このシリーズを読んでみようと手に取りました。

    とは言っても
    『ブラック・ペアン1988』
    「ブレイズメス1990」
    「スリジエセンター1991」  
    の3部作は持っていて読破しているので
    その後からのを改めて買って読んでみようと
    で、発売された順番だと前後するようなので
    それならば、時系列順に読んでみようと思って
    この作品からスタート。

    ジェネラルルージュの登場からですね
    さりげなく渡海征四郎が出て来るのに
    ちょっと震えたりしたんですけどね。

    でもって
    高階・世良・黒崎・・・いや順番はいいか
    三部作で知った方々が出てると安心。。。
    でも、どんどん人が入れ替わって
    行くのは寂しいですね。。。

    まるで、どこかのアイドルグループみたい。。。

    さて、次は・・・

  • 速水がジェネラルと言われる原因になった城東デパート火災の詳細をまとめた中編。「凱旋」でも「スリジエ」でも記述があったので、新鮮味には欠けたが、これだけで十分長編が書けるに等しい内容だった。入局半年のレジデントとは思えない活躍。胸がスカッとした。

    続く海堂尊の自伝、これは面白かった。Aiについて小説だけでなく現実世界でも著者が戦っていることが分かり、得心した。
    人物相関図は『カレイドスコープ』にその後の著作も含めた図が改めて載っていたので、それを参照した方が良い。

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著者プロフィール

1961年千葉県生まれ。医師、作家。外科医・病理医としての経験を活かした医療現場のリアリティあふれる描写で現実社会に起こっている問題を衝くアクチュアルなフィクション作品を発表し続けている。作家としてのデビュー作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)をはじめ同シリーズは累計1千万部を超え、映像化作品多数。Ai(オートプシー・イメージング=死亡時画像診断)の概念提唱者で関連著作に『死因不明社会2018』(講談社)がある。近刊著に『北里柴三郎 よみがえる天才7』(ちくまプリマー新書) 、『コロナ黙示録』『コロナ狂騒録』(宝島社)、『奏鳴曲 北里と鷗外』(文藝春秋) 。

「2022年 『よみがえる天才8 森鷗外』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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