格差の壁をぶっ壊す! (宝島社新書 311)

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  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796676502

感想・レビュー・書評

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  • 図。

  • 格差社会を象徴する人物として取り上げられた人物のひとりであるホリエモンこと堀江貴文氏。かなり知名度のある人物だけに彼を評価する声も批判する声も多い。

    そのホリエモンが格差社会といわれる今の世の中の現状において、様々なデータを交えながら「格差」に立ち向かうためにどうあるべきかについて自分の意見を述べている。

    政治や企業などの失政が「格差社会」というものを生み出したというのは否定しない。雇用や社会保障などのフォローはしっかりとするべきではないかと思っている。
    ただ、「格差社会だから仕方ない」と現状に甘んじてしまってる人や「○○が悪い」と何かのせいにするだけの人はかなり多いと思う。そういう姿勢でいるのは現状を悪くすることはあっても良くなる事はないだろう。今の社会に立ち向かうためには自分ができる事、利用できるものを生かして工夫なり対抗すべきではないだろうか。また、固定観念に縛られない頭の柔らかさも大事だと思う。

    何かと賛否両論あるホリエモンだけど、この本に書かれてるものについては共感できるものが多い。「格差社会」の典型と言われてる人物が見た「格差社会」についての本だけに食わず嫌いになりやすいかもしれないが、目を通す価値は充分にあるのではないだろうか。

  • 世間知らずなおれには勉強になった部分もあるけども…。

  • いろんな格差がある、格差は埋めようとすると格差であるが、
    格差を認識し受け入れると環境になる。
    環境ならば受け入れ、今後変化させることもできる。

    経済的な格差を均衡させようとするお国柄だか
    精神的な均衡は学校教育が立ちいかなくなり
    非常におざなりにもなっていると思われるし
    著者は、各々個人の奮起を期待していた。

    私も、日本は、均衡ある発展という錦の御旗のもと
    全国が同じように発展することが善とされる中、
    東京の一極集中は全く解消される気配がないと感じている。

    格差をコンプレックスとして受け取るのでなく、格差を冷静に分析し、
    原因は何なのかを見極める目を養えばいい。
    それぞれ被っている格差は異なる。
    グローバル社会になり、経済格差はさらに広がると
    予言する著者は、私にとっては、道しるべとなっています。
    その先に格差から解放される世界があると信じて。

  • よくも悪くも堀江さんの考えが出ている。既に他の堀江さんの本を読んでいる場合は、購入の必要は無いとおもう。

  • ホリエモンさんらしい、豪快で大胆な格差理論。
    格差と言っても、世界的な経済格差ではなく、
    この日本における格差である。

    格差を正すというのは歪んだ考えで、
    格差はある意味、当たり前のことだと。

    そんな格差社会での選択は二つ。
    格差を受け入れて、「いーじゃん生きていけるし満足だし」と生きていく。
    もしくは、格差の「上」になんとしてでも行こうと努力する。
    どちらかしかないと。

    納得だ。

    というのも、どうにかなることがたくさんあるのに、
    何もしないで文句ばっかり言ってる人が、やっぱりいると思う。

    努力の格差、挑戦の格差、勇気の格差。

    日本のような豊かで平和な国なんだから、何とかすればいいと思う。

    じゃあ、格差の下にいて格差の上の人に文句を言ってる時間があったら、
    まずは、現状に満足するか、上に行こうと努力するか、どっちかしたらいいね♪

  • 日本の格差の正確な姿と、正しい方向性を示す非常にいい本。
    本当に是正しなきゃいけない格差とは新聞やニュースで言ってる事ではないんだ。

  • 面白かった。昔からホリエモンの考えは好きで、いろんな本を読んでいたので、それほど新しさは感じなかった。
    今の世の中、音楽からはパンクは生まれないが、ビジネスからはパンクが生まれる。そうなりたい。

  •  世の中には、いろんな格差があります。
     
     お金持ちと貧乏人、都会と田舎、既婚と未婚、かっこいい人と不細工などなど。
     
     そういう格差をなくしていこう、ということじゃなくて。
     
     格差があるのは当然だけど、下にいるのも楽しいし、
     下には下のやり方もあるし、上に行く方法はいくらでもあるし。
     
     というかそもそも、「下にいる」ということ自体、
     本人の思い込みだったりするんじゃないの?
     
     という感じの話。
     
     「格差をなくせ」という、心の美しい、ホワイティな平等論よりも、
     こっちのほうが、よっぽど正直で、現実的な格差是正策だと思います。
     

  • ホリエモンの本は好きだけど、この本はちょいイマイチかな。最後の方は、流してしまいました。一冊の本で一つの気づき。データがたくさん貼ってあったので、その出所が分かって資料作成には役にたつかも、くらいかな。

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著者プロフィール

1972年、福岡県生まれ。実業家。ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、幅広い分野で活動中。会員制サロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開。『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『多動力』(幻冬舎)、『時間革命』(朝日新聞出版)、『最大化の超習慣』(徳間書店)など著書多数。

「2023年 『(仮)2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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