読むだけですっきりわかる世界史 近代編 コロンブスから南北戦争まで (宝島SUGOI文庫) (宝島SUGOI文庫 D こ 2-8)
- 宝島社 (2011年1月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796678155
作品紹介・あらすじ
『読むだけ』シリーズの世界史第3弾、近代編。時代は成りあがり者の朱元璋がつくった明から、アメリカの南北戦争まで。途中、スペイン・イギリスなどの大航海時代、ルネサンス、ルターの宗教改革等々。そればかりじゃない、イギリス・フランス両革命、アメリカの独立があり、フリードリヒ大王やピョートル大帝、マリア=テレジア、ナポレオンも登場。そしてアジアでは清が台頭する。ここを読まなきゃ、世界史は楽しくない。
感想・レビュー・書評
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「今までに、世界史をほとんど学べなかった…」「複雑な世界史、ざっくりおさらいしたい!」そんなあなたにおすすめの1冊です。
本書は『読むだけ』世界史シリーズの第3弾(全4冊)。世界史の中でも各国の関係が複雑になってくる大航海時代~アメリカ南北戦争までの流れが、わかりやすく解説されています。本書の特徴は、最初から最後まで、読者に話しかけるような文体で書かれている点です。用語を羅列するのではなく、ストーリー風にテンポ良く語られていくので、「その出来事がどうして起こったのか」「次の世代にどんな影響を与えたのか」ということがすっきりと頭に入ってきます。この本を読んで歴史の流れを理解した後に、気になる箇所を他文献で深堀してみる、という使い方もお勧めです。
私自身、高校で世界史を選択できなかったことが心残りで、数年前に本書を手に取りました。「近代編」1冊の中でルネサンス、フランス革命、ナポレオン戦争、アメリカ独立戦争…など大事件が次々起こり、この後どうなっちゃうの?を繰り返しながら一気に読み終えました。そして「近代編」を読み終わった後は、最終巻の「現代編」を読みたくなること間違いなし。最終巻を読み終えた際には、大冒険を終えたような達成感を味わえることと思います。
(ラーニング・アドバイザー/生物資源 UEHARA)
▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/volume/1842451詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界史読むだけシリーズ3作目。コロンブスから南北戦争まで。ヨーロッパ各国が現代の国の形に近づきナポレオンや鉄血宰相ビスマルクなど魅力あふれる有名人も出てくる。覚えることは相変わらず多く、すべてを覚えることはできない。むしろ流し読みという感じ。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file7/naiyou28305.html
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新書文庫
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タイトルの通り、世界史初心者でもすっと頭に入ってくる。内容がつかみやすい。
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十四世紀〜十九世紀くらいまで。
大航海時代やルネサンス、ルターの宗教改革とか。
産業革命による機械制工場、重商主義とか。
フランス革命にナポレオン、マルクスの共産党宣言とか。
大英帝国の繁栄、アメリカの独立や南北戦争とか。 -
久々に世界史勉強したいなあと思っていたところでの入りにはライトで良かったです。
個人的には、現代とのつながりも交えているところが教科書にはない一番の良さかなと。
現代の政治家やお隣りさんたちのことを皮肉ってるのも嫌いじゃない。でも、ちょいちょい入れてくるあたり、かなり腹立たしく思っているのは伝わってくるけれど、もう少し抑えた方がよかったかも。偏っていると誤解されかねないのがもったいない。 -
わかりやすいかどうかは別にして、単純に歴史ストーリーとして面白かった。
オレ自身、世界史に関する知識はほぼ白紙やったから、新鮮な情報ばっかりやった。
ただ、ちょっと偏ったものの見方をする人なのかもなー、という印象は受けた。
歴史の中で一面的なものの見方をすると、そこから派生して、自分の考え方にまで影響を及ぼすことが多い。
この本の著者は、良い面を紹介した後は悪い面を紹介するなど、出来る限りのフォローはしてるものの、支配階級層に対する嫌悪感は明らかやし、何より北朝鮮(←実名は出してない)と日本の政治家(←同じく)のこと、悪く言いすぎww
ただ、そういう面も含めて、歴史をどう捉えるかっていう観点を紹介されていて、それはそれでよかったと思う。
途中で挟まれてる小話とか逸話も、くすっと笑えるものが多かったし、豆知識の紹介をしながらも歴史の流れに沿った展開はされてたし、評判がいいのも理解できる。
★4なのは、肝心のオレ自身が、十分に理解できたとは言えないからwww
繰り返し読んで、自分なりの歴史観を身に付けられればと思う。