仁義なきギャル組長 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 4-3)

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  • 宝島社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796683067

感想・レビュー・書評

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  • 軽快で楽しかったです

  • 日本一の極道を目指す金崎龍子が15歳で興した金龍組。借金返済のため、龍子にあごで使われている土門瑛太。彼は企業のスキャンダルをネタに小金を稼いでいる。同業者の著名ジャーナリストが大量の血痕を残して失踪し、事件の裏に大金が動いていることを感じた龍子は、土門に調査を命じる。政府の埋蔵金・M資金が絡んでいることを知った土門は、とんでもない事件へと巻き込まれていく。

  • 黒川博行の疫病神シリーズのような感じ。
    気楽に読める。

  • M資金の強奪を巡る17歳のギャル組長の物語。
    可もなく不可もなし。
    緩やかな起承転結。
    先が読めて、案の定予想通りの結末。
    お疲れ様でした。
    選んだテーマ、着眼点は良いんだが...

  • 日本でただ一人のギャル組長の命令で,ブラックジャーナリストが秘密の資金を狙う話。
    タイトルどおりクダラナイ。

  • これまで読んだ徳川埋蔵金やM資金に関するミステリーは綿密な背景描写の元に書かれた重厚な作品が多かったけど、本書は単にM資金を題材にしたドタバタ劇に過ぎませんでした。
    せっかくのギャル組長という今までにない仕掛けなのに、全く活かしきれておらず残念!

  • タイトルと、女子高生ギャルがヤクザの組長という設定に惹かれたが、組長はほとんど活躍しません(^^;
    主人公は、彼女にこき使われてる不運なブラックジャーナリストの土門(男)

    主要キャラクターは個性豊かだし、内容や展開などがしっかり作りこまれていて、とても読みごたえはあったし面白かった。
    政府の裏資金の一部をかすめ取るというのが大目的であったが、ラストがああなるとは予測してなかった(笑)

    任侠を重んじ極道マニアであるギャル組長にしては、彼女の言動が合っていない気がして、そこだけが読んでいてとても残念だった。

  • 表紙と中身のギャップが、楽しめます。

    オチまで、しっかり楽しめました!
    ギャル組長で、続編とかあれば
    また、読みたいです。

  • ギャル系の女子高生がヤクザの組長なお話。

    面白かった。笑った。
    構成もちゃんと考えられているようにも思う。

    読みやすいのでちょっとオススメです。

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著者プロフィール

中村啓

一九七三年、東京都生まれ。第七回「このミステリーがすごい!」大賞・優秀賞を受賞し『霊眼』にてデビュー(文庫化に伴い『樹海に消えたルポライター~霊眼~』に改題)。他の著書に『奄美離島連続殺人事件』『美術鑑定士・安斎洋人「鳥獣戯画」空白の絵巻』(いずれも宝島社)などがある。

「2019年 『ZI-KILL 真夜中の殴殺魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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