WATCHMEN ウォッチメン(ケース付) (ShoPro Books)

  • 小学館集英社プロダクション (2009年2月28日発売)
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本棚登録 : 717
レビュー : 70
  • Amazon.co.jp ・マンガ (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796870573

作品紹介・あらすじ

"金曜の夜、ニューヨークで一人の男が死んだ-"1985年、核戦争の危機が目前に迫る東西冷戦下のアメリカで、かつてのヒーローたちが次々と消されていた。これはヒーロー抹殺計画のはじまりなのか?スーパーヒーローが実在する、もうひとつのアメリカ現代史を背景に、真の正義とは、世界の平和とは、人間が存在する意味とは何かを描いた不朽の名作。アメリカン・コミックスがたどり着いた頂点がここにある。全ページ再カラーリングに加え、48ページにわたる豪華資料を収録した完全改訂版。SF文学の最高峰ヒューゴー賞をコミックとして唯一受賞し、タイム誌の長編小説ベスト100にも選ばれた、グラフィック・ノベルの最高傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 俺などがいうまでもなくアメコミの最高峰だが、全知全能に近い力を持ちながら、好きな女に冷たくされたから月に引き蘢るドクターマンハッタンは、萌えの最高峰でもある

  • 誰が見張りを見張るのか?

  • ロールシャッハまじイケメン

  • 映画から入ってからコミックを読んだが、映画だけだとこの話の完成度は伝わらないと思う。
    なのでコミックを読んでから、映画を観るべきだと思う。(ネットなどで解説もあるので、そっちのほうが手っ取り早いけど)

    またこの話はアメリカのケネディ〜ニクソンの時代背景に密接に絡んでいるので、その当たりについても知っておくと良かったりする。

    アメコミで、かつ1985年に制作された内容なので、アクションシーンの絵などは動きが無く、かつコマ割りも単調なので、漫画というよりは小説を読むような気持ちで読んだほうがいいと思う。

  • 職業としてのヒーロー「ウォッチメン」が存在する世界。彼らは世の中の正義を守るために戦っていた。しかし、誰がその「ウォッチメン」を見張るのか。すでに落ち目になっている「ウォッチメン」。次々と仲間たちが殺されていく。いったいなにが起こっているのか。
    アメリカのTVシリーズ「ザ・ボーイズ」や、日本のアニメ「TIGER & BUNNYタイガー・アンド・バニー」にも通ずる設定。このように、他の作品に流用されるだけあって、斬新な設定はかなり面白い。それだけでなく、ストーリーとしてもよくできている。

  • 善悪二元論からようやく抜け出せたアメリカ人が、還元主義の廃棄を宣言した作品のように思う。いや、本当はそんなものなかったのだけれど、宣言せずにはいられなかったのかもしれない。そして、宣言したこと以上の意味は特にない。真に死ななければならなかったのは、どう考えてみても二代目ナイトオウルである(どうでもいいけれど、ナイトアウルではないかな)。オジマンディアスの論理に誰が納得するのだろう、マンハッタンが何を知っているというのだろう、女の子たちはまるで精神病だ。哀れむべきはアメリカの存在そのものである。

  • うーむ…難しい、かなり難解な作品というか感想を書くのが難しい。
    オチの付け方は実はギアスや00と同じような要素があるんですよ、「共通の敵を作り、世界が一致団結をする」という、
    ただその過程も結果も全然違うんですよ、当然のことながら、そして思ったことは「古い」。
    これは多分、原作が80年代後半で、ソ連がなくなりやベルリンの壁が崩壊した現在、
    冷戦という構図がなくなり、核戦争の可能性が少なくなり、テロなどのほうが問題になってきているので、
    個人的に「古い」って思ったんでしょう

  • 内容については言わずもがな。
    ただ電車で読むには重すぎる。

  • 漫画のようにコマ割りで動きを見せず、無駄な間を一切作っていない上、1コマ1コマに重要な意味や暗示が隠されている。
    それらを余さず拾っていくと、とてつもなく濃密なストーリーと対峙することになる。
    1話目から最後まで全てのコマに完璧な繋がりがあって、日本の漫画とは根本的に違う表現手法にも驚かされた。

    漫画というより長編小説のような体裁だが、いずれにしても他に比肩する物がない作品。

  • 初アメコミなので最初は読み難く感じたけど面白かった。台詞が多く、
    背景の看板や新聞記事にも意味があるので、一コマに込められた情報が
    多くて読み応えがある。これはアメコミ全般がこうなのではなく
    アラン・ムーアの作風なのかも。

    小さい頃の作文で「アメリカが日本に原爆を落としたのは戦争を早く終わらせるためだから良い事だった」と書いていたロールシャッハが、オジマンディアスの計画を断固拒否したのは皮肉だなぁと思った。

    とにかく何度読んでも飽きの来ない作品。読むの疲れるけど。

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著者プロフィール

1953年、イギリスのノーサンプトンに生まれる。コミック原作者として『フロム・ヘル』(邦訳:みすず書房)のほかに、『ウォッチメン』、『プロメテア』、『スワンプシング』、『バットマン:キリングジョーク』(以上、邦訳:小学館集英社プロダクション)、『Vフォー・ヴェンデッタ』(邦訳:小学館プロダクション)、 『リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン』(邦訳:ジャイブ)、『トップ10』、『ミラクルマン』(以上、邦訳:ヴィレッジブックス)、Lost Girls (Top Shelf Productions)、Neonomicon (Avatar Press)など、強烈な個性を放つ作品群を世に送り出し、多くのコミック作家や他分野のクリエイターたちに影響を与えている。1980年代のアメリカン・コミック/グラフィック・ノベルの記念碑的作品となった『ウォッチメン』がヒューゴー賞を受賞(コミック作品の受賞は初)するなど、彼の作品はジャンルの枠を越え、世界的に高い評価を受けている。

「2019年 『フロム・ヘル【新装合本】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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