JLA:逆転世界 (ShoPro Books)

  • 小学館集英社プロダクション
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本棚登録 : 37
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796871488

作品紹介・あらすじ

ウルトラマン、オウルマン、スーパーウーマン…。世界最強のスーパーヴィランが支配する悪の帝国に現れた、異次元の世界からの侵略者。それは、彼らの歪んだ鏡像"ジャスティス・リーグ"だった!次元を超えた戦いの結末は、いかに!?

感想・レビュー・書評

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  • いつもと真逆の世界観。おなじみのヒーロー達が悪人だったら?というもの。いつもと同じところと、全然違うところがあって新鮮でした。

  • ごく当たり前の「逆転世界」ものになるかと思えば、「逆転世界ならこうなるのが正しいんじゃない?」とかつての逆転世界のありようにメスを入れ驚きの展開にするのはいかにもG.モリソン。F.クワイトリーの画は端正だが顔のクセが強く、硬い表情がやや戯画的な描写には不似合いな気も。

  • 宿敵であるはずのレックス・ルーサーからの救援要請。不信感を抱きつつルーサーの元を訪れたジャスティス・リーグの面々に、彼はこう告げる。
    「私は反物質宇宙から来た。私の世界では、善は悪であり悪は善なのだ」
    自分たちの悪の鏡像「クライム・シンジケート」からもう一つの世界を救うべく、次元を超えたジャスティス・リーグだったが…

    スーパーマンやバットマンらが、自分たちの「悪の分身」と対決する異色の読み切り作品。
    「鏡像の世界」という設定よりもストーリーを優先したからなのか(当然といえば当然だけど)、クライム・シンジケートの面々が「鏡像」というよりはアメコミでありがちな「アナザーの一種」といった感。「悪のワンダーウーマン」ことスーパーウーマンは中の人から違うし(それでも充分意外な人物ではある)、事件の黒幕に至っては、反転しててもやっぱり悪役だったりする。
    キャラクターだけでなく世界法則までも逆転していることが事件解決のキーになっていたり、反対なはずの二つの世界に実は通底している要素があったりと、インパクトには欠けるものの、独特で不思議な読後感を残してくれる。

    「人々は世界を変えようとする。だが、それだけじゃない。世界もまた人々を変えるということだ」

  • スーパーウーマンがSM女王様みたいだった。ジョニーはイカれてる。たまにウルトラマンとスーパーマンの区別がつかない。

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著者プロフィール

●グラント・モリソン[作]……現代アメリカン・コミックスにおけるトップライターの一人。バットマン関連作品を多数手がける。

「2020年 『バットマン:アーカム・アサイラム[増補改訂版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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