闇の国々IV

  • 小学館集英社プロダクション
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本棚登録 : 59
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796871730

作品紹介・あらすじ

世界を救う冒険の旅に出る少年、永遠の現在を生きる廃墟の町、ある男の死により加速する都市の怪現象…謎の都市群"闇の国々"、驚天動地のシリーズ最新巻。『アルミリアへの道』『永遠の現在の記憶』『砂粒の理論』の3作品を収録。さらに幻のイラストシリーズ『富士山を待ちながら』を特別収録。

感想・レビュー・書評

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  • ・アルミリアへの道
      傾いたメリー
      月の馬
      真珠
    ・永遠の現在の記憶
    ・砂粒の理論
      ある家をめぐる冒険
    ・富士山を待ちながら

  • <閲覧スタッフより>
    謎の都市群“闇の国々”で起こる荒唐無稽で摩訶不思議な出来事の数々。スクイテンによる繊細な描線と様々な手法がファンタジーとリアルが混ざり合った架空の都市群を描き出します。

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    所在記号:726.1||ヘタ||4
    資料番号:10225364
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  • 「闇の国々」の邦訳もついに4巻。これで本国で出版された正編はすべて翻訳されて一応の完結。いくつかの番外編は未訳のまま残されてはいるけれど、正編全てを訳しきったのはかなり画期的なことだと思う。1冊平均4000円4巻そろえて16000円というのはコミックとしては非常識なほど高額なわけだが、それでもちゃんと日本で受け入れられたからこその完結。それもひとえにこの作品がそれだけ素晴らしいからに尽きる。ほとんど国産のコミックしか流通しない日本において、こういう海外の名作・傑作が紹介されることはたぶん、日本のコミックをより深めより拡大する強い力になると思う。

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著者プロフィール

(Benoît Peeters)
1956年パリ生まれ。2冊の小説を出版した後、1980年代から幼なじみのフランソワ・スクイテンとともに『闇の国々』シリーズを手掛け、以後、BDの原作者として活躍。同シリーズは10の言語に訳され、数々の賞を受賞した。BD以外にもエッセイ、評伝、映画、テレビ、ラジオドラマの制作など多岐にわたる活動を展開。『タンタンの冒険』の作家エルジェや、哲学者ジャック・デリダの伝記作者としても著名。邦訳に『闇の国々 I〜IV』(古永真一・関澄かおる・原正人訳、小学館集英社プロダクション)、『東京は僕の庭』(フレデリック・ボワレ画、光琳社出版)などがある。

「2014年 『テプフェール マンガの発明』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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