ITアーキテクト x コンサルタント 未来を築くキャリアパスの歩き方

著者 :
  • ソフトバンク クリエイティブ
3.17
  • (5)
  • (23)
  • (67)
  • (9)
  • (3)
本棚登録 : 264
感想 : 30
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797334531

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • SE5年目の今の自分にとって、キャリアを考えるうえで有効であったのと、本をたくさん紹介してくれている点から★5つ。

    一番感じたのは、「今何ができるか」で会社に頼らず生きていく力が身についているかどうかをもっと真剣に振り返らないとなあということ。
    そのための力、つまりスキルはいろいろある。うーん、どれも足りていない。
    ・リーダーシップ
    ・コミュニケーション
    ・ネゴシエーション
    ・ロジカルシンキング
    ・モデリング技法
    ・技術動向/業界動向の把握
    ・プロジェクトマネジメント
    ・コンサルティング手法
    ・アーキテクチャ設計
    ・再利用
    ・標準化
    ・業務・業界知識
    ・目標/ビジョンを提言できるか
    ・ソリューションの枠組みを策定できるか


    一番必要なスキルは、対外的に発信する能力。
    「あなたの中に価値はない。あなたと世界の間に価値がある。」この言葉が印象的。

    IT業界に席を置いている身として、目指すべきは、ITアーキテクトやコンサル。
    お客様の経営課題のうち、ITで解決できるところを提案する。

    ちなみにIT投資の目的は以下のように分類できる。
    ①インフラ型:メールなどなくてはならないもの。費用なので売上の何%以内、一人当たり負担額が尺度。
    ②業務効率型:コスト削減が目的なので、ROIで何年で回収できるかが尺度。
    ③戦略型:図るのは難しい。顧客満足度とか?

    また、IT投資の評価方法は次の通り。。
    ①回収期間法:5年以上かかるなら採用しない。
    ②投資利益率法
    ③正味現在価値法

    企業の年間IT投資は、売上の1%、金融・保険は6%と言われている。それに見合うものを提案できるかどうか。

    目標は、以下。
    プロジェクトマネージャを目標としていたので、50人以上のチーム運営ができるようになるためのスキルを磨くこと。
    日ごろから失敗PJの情報として、技術課題を入手すること。
    VSOP(Vitality,Speciality,Originality,Personality)を持っておくこと。
    分析・設計パターンの勉強をすること。

  • 細かくITコンサルタント・ITアーキテクトに必要なスキルを説明。特に、有効な資格試験の説明、必読書の説明は良い。

  • ちょうど興味をもっていたので。

著者プロフィール

・克元亮(かつもとりょう)
5~9章統括
プロジェクトマネジメントに従事。著書に『「しきる」技術 誰にでもできる超実践リーダーシップ』(日本実業出版社)、『SEの文章術』(技術評論社)他。

「2022年 『改訂7版 個人情報保護士認定試験公式テキスト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

克元亮の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×