ITアーキテクト x コンサルタント 未来を築くキャリアパスの歩き方
- ソフトバンク クリエイティブ (2006年8月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797334531
作品紹介・あらすじ
日々「がんばる」だけでは叶わない勝ち組キャリアへの道程を第一線で活躍するキャリアデザインのプロフェッショナルが伝授する!無駄なくキャリアを駆け上がるために今、すべき事は何か。
感想・レビュー・書評
-
『新版 ITコンサルティングの基本』(2021年)を読んだので、著者の過去作(本書)もチェックした。
【書誌情報】
著者:克元 亮[かつもと・りょう] ITコンサルタント。ファシリテーター。ライター。
カバーデザイン:岩瀬 聡
出版社:ソフトバンククリエイティブ
定価:1,980円(本体1,800円+10%税)
発売日:2006年8月30日(水)
ISBN:4-7973-3453-3
サイズ:A5判
ページ数:272
◆未来を築くキャリアパスの歩き方
日々「がんばる」だけでは叶わない勝ち組キャリアへの道程を、第一線で活躍するキャリアデザインのプロフェッショナルが伝授する! 無駄なくキャリアを駆け上がるために今、すべき事は何か? その答えがここにある。
https://www.sbcr.jp/product/4797334533/
【目次】
はじめに(2006年8月 克元亮) [ii]
目次 [iv-viii]
イントロダクション 001
CHAPTER 1 流されるままのキャリアで良いのか
1-1 これからエンジニアはどうするべきか 008
1 成長を続けるIT業界
2 海外へのオフショア進展
3 人材ニーズの動向
4 キャリアパスの複線化
5 ITアーキテクトやコンサルタントへの期待
1-2 なぜITアーキテクトが必要か 018
1 要素技術の爆発的な広がり
2 アーキテクチャの変遷
3 なぜ、アーキテクチャが重要か
4 IT アーキテクトの存在意義
1-3 なぜコンサルタントが必要か 032
1 複雑化するビジネスの課題
2 コンサルティングサービスの動向
3 コンサルタントの存在意義
FRONT RUNNER INTERVIEW Vol. 1
[株式会社 豆蔵 取締役会長 羽生田 栄一氏] 042
COLUMN 「中国のIT業界動向」 048
CHAPTER 2 ITアーキテクト×コンサルタント その役割と仕事
2-1 ITアーキテクトの役割と仕事 050
1 ITアーキテクトの役割
2 ITアーキテクトの位置付け
3 アーキテクチャの種類
4 ITアーキテクトの仕事
2-2 コンサルタントの役割と仕事 065
1 コンサルタントの役割
2 コンサルタントの種類
3 コンサルタントの仕事
COLUMN 「インドのIT業界動向」
CHAPTER 3 今、学ぶべき必修スキル
3-1 共通の必修スキル 078
1 技術動向の把握
2 業界動向の把握
3 コンサルティング手法
4 モデリング技法
5 プロジェクトマネジメント
6 リーダーシップ
7 コミュニケーション
8 ネゴシエーション
9 ロジカルシンキング
3-2 ITアーキテクトへの必修スキル 099
1 ソフトウェアエンジニアリング
2 アーキテクチャ構築
3 再利用
4 標準化
5 専門分野別の固有スキル
3-3 コンサルタントへの必修スキル 125
1 経営戦略
2 マーケティング
3 会計
4 業務 業界知識
5 IT 経営手法
6 業務パッケージ
7 IT投資の評価手法
8 標準化
FRONT RUNNER INTERVIEW Vol. 2
[株式会社チェンジビジョン 代表取締役社長 平鍋健児] 152
CHAPTER 4 未来を築くキャリアパスの歩き方
4-1 キャリアターゲットへのステップ
1 キャリアとスキルの棚卸
2 強みの分析・
3 キャリアアンカーの分析
4 行動特性のチェック
5 スキルアップの実行
4-2 キャリアを切り開く仕事術 177
1 チャンスを引き寄せる
2 実力を見せる
3 仕事を見つめ直す
4 仕事を作り出す
5 人脈を作る
4-3 IT資格徹底活用術 188
1 IT資格の取得にメリットはあるか
2 共通の必須資格
3 ITアーキテクトへの必須資格
4 コンサルタントへの必須資格
4-4 キャリアチェンジ術 199
1 ITアーキテクトへのキャリアチェンジ術
2 コンサルタントへのキャリアチェンジ術
4-5 必読書 205
1 共通の必読書
2 ITアーキテクトの必読書
3 コンサルタントの必読書
FRONT RUNNER INTERVIEW Vol.3
[マイクロソフト株式会社 アーキテクトエバンジェリスト成本正史氏] 212
Chapter 5 ケーススタディ〜勝ち組が歩んだキャリアパス〜
5-1 ケーススタディの読み方 220
1 キャリアグラフの読み方
2 インタビュイー紹介
5-2 ケーススタディ Vol.1
――ITアーキテクト正田 耕一氏
5-3 ケーススタディ Vol.2
――コンサルタント 井海 宏通氏
5-4 ケーススタディ Vol.3
――コンサルタント 森昭彦氏
CHAPTER 6 徹底活用 ITスキル標準
6-1 ITスキル標準とは 246
1 登場の背景
2 普及状況
3 ITスキル標準V2での改訂内容
4 職種ごとの専門分野とスキルレベル
5 今後の展望
6-2 ITスキル標準の活用方法 254
1 キャリアパスのテーラリング
2 プロフェッショナルコミュニティの成果利用
3 研修ロードマップに沿ったスキル習得
著者紹介 [263]詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
転職検討時の参考として購入したが、
具体的なイメージを持つことができるほどの
内容もなく、
また、時がたつと内容も古くなり、全く参考にならないですね。 -
IT業界で生きていく方法はいくつもある。その中で、アーキテクトやコンサルになるために必要な知識に何があるかをまとめている。
スタートアップ界隈ではあまり取り沙汰されない気がするが、一般教養レベルで読んでおくのも良いかもしれない。 -
面白くなかった。さすがに10年近くも前に書かれただけあって、今に活かせることが少ない。そのせいか、最後まで読まなかった。そのうちBOOKOFF行き決定。
-
2015年に読んでいるので、出版からは少し時間がたっているが、SEにとって今後のキャリアを考える際に参考になる。ITアーキテキトとコンサルタントに必要なスキルや考え方、必読書などまとめられている。
-
半分はpmbokの解説書。就活生や若手におすすめだけど若干古い。データアナリストなどビッグデータの要素がかけている。技術の進歩は絶え間ない。システムアナリスト、中小企業診断士に興味が湧いた。
-
よいね。基本的な事がよくわかります。アーキテクトとコンサルタント似て非なるものを分析してみました。
アーキテクトに望まれものはなんなのかを改めて反芻しました。
参考図書があげてあるので、ベースナレッジの再確認に読んでみよう。 -
2012/03/11
ざっとパラパラと読んだ。
最近パラパラ読みのスキルを身につけたw
(題名の通り)基本的にキャリアパスについて書いてる。
特段のネタはなし。
ちょっと古いから最新の状態にアップデートが必要かも。 -
◇IT業界での最上流工程に興味のある人にお奨め◇章末に添えられているIT業界のフロントランナーへのインタビューが面白い◆章構成がよい。ITアーキテクト/コンサルとはどういう仕事なのか、どういうスキルが要求されるのか、成功者はどういうことをしてきた人なのか、ということを順に紹介する構成になっている。◆文中に触れられている項目はいずれも概要を触る程度のレベルで、粒度が一定している。概要を触る程度の粒度に抑えることで、全体をバランスよく見渡せる記述になっている。◆文中の項目と自分の業務とを照らし合わせ、自分の業務を客観的な視点から省みるのに効果的かも。「自分のやっている/やっていたことは、こういうことだったのか/こういうことだと記述できるのか」と。◆ざっと一読したらしばらく放っておき、仕事しているうちに「あれ?」と思ったら読み返す、という読み方がよいかも。
-
ITアーキテクトやコンサルタントを目指すにあたって、どのようなスキルやキャリアパスを歩んでいけばよいのか参考になる本です。
IT分野の知識体系を知るにも良い。 -
会計事務所の仕事とIT関係は密接な関係にある。
企業の経理もIT化が進み、そのIT化した経理の仕組みをフォローするのも会計事務所の仕事となるからである。
会計事務所はITを軸に中小企業の支援をする存在であるから、当然にITコンサルタントとしての役割も期待される。
この本はIT技術の専門家であるITアーキテクトと、経営支援の専門家であるコンサルタントの2つの職種の役割や仕事と、そこへのキャリアアップの
手段などを解説しています。
専門用語も多くでてきますが、本としての完成度が高く、図解や見出しなどもバランスもよくて、読みやすい本でよく理解できます。
今後のキャリアとスキルアップのために何度も読んで是非役立てたいと思います。 -
残念ながらあまり参考にならなかった一冊。
考え方は理解したが、自身の考えとは合わなかったので、不完全燃焼気味だったと覚えている。
既にどちらかでキャリアを積まれている方よりも、学生やまったく別の分野で頑張られている方のほうが、新鮮でおもしろいのではないかと思いました。
ITアーキテクトとコンサルタントって何なんでしょうね? -
分かりにくいと思われる2職種を、キャリアパスや求められるスキルなど、体系立てて解説されています。良書でした。
-
幅広く書かれていてポイントポイントを押さえているという感じ。
ITアーキテクト、コンサルタントといっても幅広なので最大公約数的にうまくまとめている印象。
・IT投資額について
製造業や流通業では1%前後、金融・保険業では6%を超える。各社、業界から具体的な数値が公開されている訳ではない?
・ITアーキテクトとして
社内各部署の業務を概要レベルで理解しておく必要がある。
⇒正にその通りだと思う。
-
買ってきて中を良く見たら、すでに同じ本を買っていたという、なんとも間抜けな一冊。(まぬけなのはワタシで、本の内容とは関係アリマセン。 念のため)
-
コンサル業界に特化した転職エージェントの運営サイトに必読書として紹介されていました。
ITエンジニアの目指す先として人気のあるITアーキテクト、ITコンサルタントの仕事内容や、そこに至るまでの必修スキルを紹介。詳細な内容には触れていない分、網羅性は高い。
そのため、本書を読んで具体的なスキルを身につけるというよりは、今後の自分の進むべき方向を定めるための道具として使えるだろう。じっくり読み込むというよりは、必要に応じて見返していく感じの本。 -
細かくITコンサルタント・ITアーキテクトに必要なスキルを説明。特に、有効な資格試験の説明、必読書の説明は良い。
-
本屋で平置きになっていたので、タイトルと帯の
「あなたの”努力”は報われない。」
という文に惹かれて購入。
システム開発にかかわる人が、今後のキャリアパスをどのように描いていくか
目の前の仕事だけ、もしくは報われない勉強をして日々「がんばる」だけでは報われない
ということで、キャリアパスを考えるなかなかいい本だった。
コンサルタント、ITアーキテクトの2つの職種の説明や具体的な違い
必要な勉強や技術など、現場の人のインタビューも交えてイメージしやすい。
今はコンサルになれば稼げる、ってコンサルなりたがる人も多いけど
企業にとってのアーキテクトの需要もあがってくると思う。(給料もあがるだろうね)
お勧めの本も最後に載っているので、参考にしたいと思う。