マンガでわかる統計学 素朴な疑問からゆる~く解説 (サイエンス・アイ新書)
- SBクリエイティブ (2012年1月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797342512
作品紹介・あらすじ
統計学というと「なんだか難しそうだな」と思うかもしれませんが、ポイントをしっかり押さえ、あまり本質的でないところにこだわらなければ、誰にでも確実に理解できます。「統計学ってなに?」という素朴な疑問から、マンガでゆるーく解説し、読み終わったときには、知らないうちに統計学が身についているという、いままでにない統計学の入門書。
感想・レビュー・書評
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マンガで分かると書いてあるが、マンガがメインではなく、文章の補足としてマンガがある構成になっている。カラー刷りであることや、マンガ内に図表と解説が同居していることから分かりやすい入門書だった。統計をEXCELで表す際の数式があるのもよい。
どの統計入門書も同じだと思うが、高2レベルの数学知識は必須である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと仕事で急遽、統計について理解しておきたくなって、
急いで買った何冊かの1冊目。
マンガだから読みやすいかな~くらいで選びましたが、
そこそこ分かりやすかったです。
色々難解な式も出てきますが、
著者がうまいくらいに「この式は理解できなくてもいいからね」と
合いの手を入れてくれるので数式アレルギーのある方も何とかなるかも!?しれません。
とは言え、自分の場合で言うと、必要な情報をささっとさらって、
不要な箇所は流し読みしたので、ちゃんと理解するのは難しかったです。
そういえば、昔「統計学が最強の学問である」を読んで、
結構よかった記憶がある。
探してみて、もう一度読んでみよう。。
※統計学が最強の学問である
https://booklog.jp/item/1/4478022216 -
★:4.5
分かりやすい!!
私のような文系・初学者に何とかして統計学の面白さをわかってもらおうという著者の気遣いをひしひしと感じた。
「この部分は理解しなくていい」「この点だけ把握すればいい」など無理に欲張って理解させようとせず、最低限わかればいいところを明確化している。
読んでいて好感を持てる1冊であった。 -
・統計初学者におすすめ。統計用語の解説がよい。本によって違うということがわからないと、自学してると混乱する。
・分散と標準偏差の説明が3パターンあってよかった。どれでも腹落ちするものがあればよい(もう少し読まないとだけど)
・正規分布と二項分布あたりもなんとなくわかった。わからなくてよい場所が明示されていて助かる。
・推測統計になると駆け足になる感じがある。難しい。
・何冊も読んだり、計算したりしないと統計は身につかないなー。 -
統計学を学びたいのに、言葉などが分かりづらく最初に行き詰まったら読むべき本。
大抵の「初心者向け」は肝心なことが分かりづらい。大抵の教科書はガチに書きすぎていて分かりづらい。本書は、教科書などを読む前に一度見ておくと、内容が頭に入りやすくなる本かと思う。
また、読んでみて、途中で標準偏差で考えることなどがイメージしやすくなる。
「マンガ」とありますが、口語口調で説明してくれる本と理解した方が、この本の位置付けがハッキリするかもしれません。 -
自ら統計学的な計算を行うことは普段ないのだけど、一般常識として統計の意味を知っておきたい、というレベルの気持ちで読んだので十分だった。
記述統計と推測統計の違いが理解できただけでも。
記述統計→集めたデータの中からその傾向を調べるやつ。(分析対象のデータほぼ全てが集まっている場合)
推測統計→全数のデータを集めることが不可能な対象を調べたい時に、部分のデータを集めて、そこから全体を推測するやつ。 -
マンガでってのは、なかなか難しいフォーマットであり、そこにマンガとしての個性やストーリーテリングはじゃまになることもある。でもって、ただただ図解しているだけでは、マンガとはしづらいってのもあり、さて、割合が難しいね。ってところですが、こちらは、非常にバランスよく書かれております。見開きの片方で1ストーリーを主に書きますが、そこにもちゃんとゆるーく解説というテーマを持たせております。元来、統計学ってのはフォーマットを利用する学問なんで、あまり細かく計算しなくて良いことがきちんと書かれておりました。
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文系にはとっかかりにありがたい本!
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統計の初学者、全くのド素人に対して噛んで含めるように解説されている、非常に分かりやすい入門書。