一流の思考法 WBCトレーナーが教える「自分力」の磨き方 (SB新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797354003

作品紹介・あらすじ

最近の企業では、「言われたことだけをやる」若者が多くなっており、持っている能力に対するパフォーマンスの発揮度合いは極めて低くなっている。またやる気がある人でも、自身の精神面や肉体面をどう活用したら最大限のパフォーマンスを発揮できるのか、教えてくれるツールが不足している。本書では、シアトル・マリナーズや、WBC日本代表のトレーナーを務める著者が、実際に行っているトレーニング・慣習の中からパフォーマンス発揮メソッドを抽出。イチロー選手をはじめとした一流アスリートたちが直面した、具体的なエピソードを交えながら解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 最高のパフォーマンスを引き出すための極意というか、習慣を説いた本。

    ◉メモ
    失敗もある一面から見れば失敗ではなくなる。

    プロセスが大事。
    失敗は糧としなければならない。

    自分との約束を守る

    準備に時間をかける。
    得意なことに。

    呼吸が変わると意識が変わる
    意識が変わると行動が変わる
    行動が変わると人生が変わる

    評価基準は自分の中に

  • 以下の事を学んだ。実践したいなと思えるし、ささっと読める。読んで損ではなかったかなと思う。

    ●自分にとって本番と成功は何か理解して、それに必要な行動をルーティンにするのが良い。

    つまり、早く細かく吐く呼吸や、熱いシャワーでON、ゆっくり長く吐く呼吸や、ぬるめの風呂、四行日記でOFFみたいな、スイッチ、型、自分きまり…で、日常を構成してしまおう。て事かなと。

  • 2010/11/1-2011/2/28

  • 道を進む。道は人生そのものではなく、豊かにしてくれる小道具。幸せとは本番に向けた努力をすること。ルーティンを大切に。OnとOff。特にOffの心と体。
    4行日記(事実、発見、教訓、宣言)
    呼吸と身体は行動を変える。

  • 2019年 9冊目
    『一流の思考法』
    ・他人と比較するのでなく、昨日の自分と比較して失敗を自分の技に繋げてく
    ・自信は結果(相手の評価)でなく、本番に向けて準備を行い自分が納得できたかという内なるもの
    ・過去はインプットして忘れる

    道(夢中になるもの)を追求することは必ず人生の糧になる

  • たいてい苦難が自分に降りかかったときはマインドはネガティブであり、失敗は失敗としてしか捉えてない自分がいた。でもそれこそが学びの機会であって、物の見方次第で、大きな発見にもなる。生かすか殺すかは自分次第だと思った。そうした些細な発見ができるようになっていきたい。

  • 新書

  • イチローを例に一流の思考法を紹介している本。
    以下、自分にとっての重要点。
    ・型をつくること。なるべく無意識化する。(歯磨きは失敗しない。)
    ・結果主義はプロセス主義に勝てない。
    ・人と比較するのではなく、昨日の自分と比較する。
    ・本番はどこなのかを意識する。人の評価を気にせず、自分の準備に集中する。
    ・ON/OFFのスイッチをつくる。
    ・4行日記。
    ・失敗から得た教訓をインプットし、失敗した時の状況は忘れる。
    ・成果は誰のためのものか、本当に自分が得たい成果とは何かを考える。

    まとめ。これらを実践するためには健康であること。

    最近読む本は根底の部分でつながっている気がするな。
    自分の中で1つの考え方が確立されつつある。しかし、それが実践できているかはまた別の話。

  • *学習の機会を見い出すことで、失敗は成功への一歩となる。
    *結果重視は不安定な結果を導く。プロセス重視は安定した結果を導く。
    *昨日の自分と、今日の自分を比較する。
    *結果が出ない原因は、自分の中にある。
    *「意識」すると、結果は出せない。
    *真の自信とは、人の評価から生まれるものではありません。自信とは結果(=相手の評価)から生まれるものではなく、本番に向けて納得のいく準備を行い自分が納得できたか、という内なるものです。
    *人の評価を気にせず、自分の「準備」に集中しよう。
    *無意識なのに疲れる人々
    一所懸命仕事をし、一定の成果もあげている。上司からの評価も高い。にもかかわらず、毎日なぜか疲れる。この不幸な状況を生み出す原因は、「人の評価のために、自身の成果をあげよう」という、間違った考え方が背景にあるからです。あなたの評価は、評価する人の性格や考え方によって変わります。さらに、あなたが毎日同じ行動をとっていたとしても、上司の機嫌ひとつで評価は変わることもあるのです。つまり人の評価は普遍的ではないうえ、あなた自身を的確に捉えたものではない、ということです。つまり、「真の無意識」のためには、人の評価を気にしない人間になる必要があるのです。
    *他人から評価を得るために、成果を追求すべきではない。

  • 準備の大切さをイチローなど一流選手の話を通じて教えてくれる一冊。自信は日々自分との約束事を守り続けることから生まれてくるという。サラリーマンである自分にとっての準備とはなんだろうか、最もベストなコンディションで毎日を迎えようとできているだろうか。プロ野球選手にはなれなかったかもしれないが、お金を稼ぐ人間であるということはそれもある意味「プロ」である。ならば、最高のパフォーマンスに向けて自分のするべき準備を見出し、一つ一つ忠実に取り組んで行くべきである。
    まずは食生活と帰宅後のストレッチと休日の運動•••、できるところから始めてみようと思う。

  • マリナーズのトレーナーをやられていた筆者がイチローをはじめとする一流のプロフェッショナルの取り組みを紹介する。日々の、本番と準備それぞれの取り組み方、無意識と習慣化の重要性について大変参考になる。また海外で長く活躍されたからこそ、日本人にあったやり方を提案されており、納得感も高い。

  • ・結果重視は不安定な結果を導く、プロセス重視は安定した結果を導く
    ・行動が無意識になれば、失敗は減る(歯磨きのように)
    ・自分との「約束」が自信を生む

  • 期待せず軽い気持ちで読んだが結構良かった。
    ・自分の型を作ることが大事。それは応用が利く。仕事で言えばマニュアル。マニュアル化すれば嫌なことでも無意識的に行えるかもしれない。
    ・人の評価に振り回されないこと。他人の評価ポイントはバラバラだし、状況によって変化することもある。だから、自分が納得いく準備をして、自分が納得できたかが大切でそれが「自信」となる。

    イチロー選手の準備の入念さ、彼の「型」に敬服します。一方、2009年WBCで延長10回表のチャンスでもし凡退していて韓国に負けていたら…皆は、いや、私はイチロー選手をどう評価していたかなと想像してみて少し複雑な気持ちになった。
    他人の評価は気にせずという事を実践したいと思うと同時に、自分が人を評価する時に結果だけを見て安易に決め付けないように…慎重にならないといけない、いやそもそも自分は人を評価できるような人間じゃないのでまず己の成長の方が大切だ、等と色々考える時間を得られたのは幸いでした。

  • オリックスやマリナーズのトレーナーをして、イチローをもっとも身近に見てたトレーナーが見た、アスリートの一流選手の思考法を描いた一冊。

    例によって言うは易し、行うは難しの世界。

  • 著者はシアトル・マリナーズのトレーナー。結果が明確に現れるスポーツの世界でメンタルをコントロールし、維持することがいかに大切かが伝わってくる。ページ数は少ないが、準備を目標にする、型を身につける、無意識に行うことができるようにするなど、ポイントをついた説明で説得力もあり、わかりやすかった。

    ・結果を出すことを目標とせず、プロセスを重視し、失敗から学んで改善する
    ・他人と比較せず、昨日の自分と比較する
    ・自分の方をつくって無意識に仕事をする
    ・1日のどこかに本番を設定し、それに必要な準備を1日の中に組み入れる
    ・失敗から得た教訓をインプットし、失敗した時の状況は忘れる
    ・他人からの評価を得ることを目標にしない
    ・健康な体を維持する

  • 【iPhone】

  • ご縁があり、著者とお食事をご一緒させて頂く機会にめぐまれました。
    自分の型を作るのが、非常に大事だとおっしゃてました。
    イチロー選手も常にコンディションを一定に保てるのは、自分の型を確立しているからだと…。

  • WBCトレーナーが著者。最近はこういうスポーツトレーナーによるビジネス本が多くなった。サラリと読める。意外とビックリするような感じで話が終わる。

    以下メモ。

    米国では失敗した時に何が悪かったのかを考えさせるのがコーチの役目。遅刻は指導者や仲間の大切な時間を奪い取る行為であり、自分の時間が1番大事と主張しているようなもの。

    自信とは自分との約束を守ることからしか生まれない。

    失敗から得た教訓をインプットし、失敗した時の状況は忘れる。

  • メジャーリーグのように一流のと言われる人達が集まる環境は、
    会えて本番で群れたりせず、日頃は個々が自分の能力UPに費やし、
    本番でプロ意識の塊たちが相乗効果により結果をだす。

    自律が出来たプロたちの思考は今後の自分の組織に繁栄したい。

  • ・結果ではなくプロセスに重きを置く。
    ・昨日の自分と今日の自分を比較する。他人とは比較しない。
    ・目標に向けた正しいプロセスの構築力が大切。
    ・本番に備えて準備をする。
    ・弱みを補うことより、長所を伸ばすことに時間をかける。
    ・自分の型を作る。
    ・ルーチンが自分を育てる。
    ・ONとOFFを意識する。
    ・失敗は原因のみを抽出して、失敗経験は捨てる。
    ・社会においての自分の役割は何か?
    ・体を鍛えて仕事に備える。
    ・己にとっての『道』を極める。

  • 型の作り方というタイトルの方が。

  • 期待せずに読んだらなかなかよかった( ´・‿・`)
    実践出来ているかはともかくある程度意識していることが多かったから、どのくらい役に立つかは微妙( ´・‿・`)
    とりあえずとても共感出来た( ´・‿・`)

  • [ 内容 ]
    最近の企業では、「言われたことだけをやる」若者が多くなっており、持っている能力に対するパフォーマンスの発揮度合いは極めて低くなっている。
    またやる気がある人でも、自身の精神面や肉体面をどう活用したら最大限のパフォーマンスを発揮できるのか、教えてくれるツールが不足している。
    本書では、シアトル・マリナーズや、WBC日本代表のトレーナーを務める著者が、実際に行っているトレーニング・慣習の中からパフォーマンス発揮メソッドを抽出。
    イチロー選手をはじめとした一流アスリートたちが直面した、具体的なエピソードを交えながら解説する。

    [ 目次 ]
    第1章 失敗率という考え方―失敗が少ない人とはどんな人?(そもそも、世の中に失敗はない;結果主義者とプロセス主義者;結果主義はプロセス主義には勝てない;結果はすべて自分のせい)
    第2章 無意識のチカラ―失敗を減らすために、一番重要なこと(無意識に仕事をしよう;無意識の必要性;無意識のチカラを高めるために必要な“約束”;「約束」とは、準備に時間を割くこと;強みがあればメジャーリーガーになれる;準備こそあなたの自信になる)
    第3章 無意識のチカラをつくり出す「4つの型」―ルーティーンが成果を生み出す(型のチカラ;1日の型をつくろう;仕事モードに入る型をつくろう;プライベートになれる「型」をつくろう;つまずいたときに立ち直る「型」をつくろう)
    第4章 道づくりと体づくり―あなたの体に成功は宿るか(人の評価に惑わされるな;あなたの成果は誰のためのもの?)

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    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 自分の子供達に読ませたい

  • オーディオブックで聴きました。

  • さらっと読めたが、内容としてはなかなか濃かった。
    4行日記とON/OFFの切り替え方の部分が特に参考になった。

  • 2012年7月16日 再読

    イチローのトレーナーである方が書いた本で、当たり前の事を形にすると言う事が、どれだけ大事か伝えてます。

    当たり前のの事を、頭で考えての行動になるのではなく、意識せずに出来るまで、形を作って行く。

    またその努力は大変だと言う事が、イチローと言う有名人で良く理解出来ましたね。

    普通の人間なら感情的にもなるし、休む時もある。

    それを続けられる意思は凄いと思うし、自分も小さい事から形を作ろうと思った。

    その中で、四行日記は実践しようと思う。
    小さい事だが、この本の中で教えてもらった、四行日記を今日からやってみようと思う。

    自分の道もしっかり考えようと思った。
    この書籍の中で言うとおり、人からの評価は上司や評価する人により変わる。

    その評価に一喜一憂しても仕方がないし、あまり意味が無いと感じた。

    自分も、どちらかと言うと、上司や人の評価は気にしていたが、その前に自分の道をしっかり見つめてみよう。






    読みやすくあっという間に読めました。
    著者は、イチローのトレーナーで自分の体験を元に正しい考え方を持ち、自己責任と日々の繰り返す努力が大切だと教えてくれました。
    参考にはなりますが、私は読み終えて、大きく学べたことはありませんでした。
    著者の考えには大きく賛同しますが、当たり前の事を説明していますので、目新しい言葉の響きはありませんでした。
    私が常に意識している、意識が変われば行動が変わると言っていたの嬉しかったですね。

  • 内容に目新しさはあまりなく当然のことではあるが、わかりやすく書いてあり、たまに読むには良いかも。4行日記はやってみよう。

  • 日々の成長あってこその、成果。

    思ったより啓発書っぽかった。

  • イチロー選手のトレーナーでもある方の一流である条件、考え方について書かれてある。
    サクサクサクっと読めるので、冊数を稼ぐために読んだともいえる。
    しかしながら、ふむふむとうなずくところも多い。

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著者プロフィール

森本貴義
もりもと たかよし
1973年京都府生まれ。(株)リーチ専務取締役、ACE TREATMENT LABORATORY代表、関西医療大学客員教授。オリックス・ブルーウェーブ、シアトル・マリナーズ、WBC日本代表のトレーナー(2006年、2009年)などを経て、現在はプロゴルファーの宮里優作選手やシアトル・マリナーズのフェリックス・ヘルナンデス投手のパーソナルトレーナーも務めている。著書に『一流の思考法』『プロフェッショナルの習慣力』(ともにソフトバンク新書)、『勝者の呼吸法』(大貫崇との共著)『間違いだらけ!日本人のストレッチ』(ともにワニブックス[PLUS]新書)ほか。

「2021年 『入門!「全集中」の呼吸法 - 自宅ですぐ始められる最強エクササイズ -』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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