マンガでわかる元素118 元素の発見者から意外な歴史、最先端の応用テクノロジーまで (サイエンス・アイ新書)
- SBクリエイティブ (2011年12月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797362503
作品紹介・あらすじ
宇宙にも地球にも非常にたくさんの物質があるが、それらをおもに形づくっているのは周期表に載っているわずか118種類の元素。それらを見つけるために科学者たちがどのように研究と苦心を重ねてきたか。元素の特性も、あわせて再認識。
感想・レビュー・書評
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こういうものをさっぱり理解しないで学生生活を終えたので、ふと「物質って?」「原子って?」と疑問に思ったタイミングで読んでみました。半年くらいかけて読みました。理解できたかは別として、知らないことがあるのを知るのは楽しいことですね。
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・精錬:鉱物を還元して金属を取り出すこと
・クロムは化合物によって種々の色を発色するので、絵の具の原料として欠かせない。
・バナジウム:ホヤやウミウシの血液中にも蓄積されている
・硫黄:私たちの体の中にもタンパク質の構成元素として存在する。玉ねぎやニンニクの匂いの元となる物質にも硫黄が含まれている。
・リン:DNAの主要構成元素。猛毒にもなる。
・希ガス元素:反応に乏しく安定的な元素
・植物の三大肥料:リン、カリウム、窒素
・ヘリウム:水素と違って爆発する心配がない。
・放射性元素は崩壊を繰り返して、最終的には鉛に落ち着く。
・鉛:あおがね。
・コバルト:ビタミン12にも含まれている。 -
(3年 物質化学工学科)
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説明が淡々と進行していくのでどこから読んでも同じ感じだった。それでも誰がどうやって発見したのかというようなことはわかりやすいと思う。にほにうむ万バンザイ。
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元素がどんなふうに発見されて、どんなふうに利用されているのか? 解る本。中学生くらいならば、充分に内容を理解できるだろう。復習におすすめの本。
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所在:展示架
資料ID:11200134
請求記号:431.11||Sa25 -
現在、118の元素の存在が確認されている。我々が日常、手に触れることのできる元素は原子番号82の鉛より小さい元素であり、それ以上のものは原子核が不安定で放射性物質になってくる。本の最初に原子核の話が書かれており、化学反応以外の核反応がなぜ起こるのかなどが理解できた。感想であるが半減期が1秒以下の物質について見つけた所で、何か良いことがあるのだろうかと思わせながらも、自分が科学者であれば、それを探求したいという気持ちも少し分かるような気がした。
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読み物としては悪くない。
ただ知識として吸収するには中途半端な感じ。
ページの半分を占める漫画をどう受け止めるかで、
内容の良しあしが真っ二つに割れると思う。
個人的には漫画はいらないと思った。 -
それぞれの元素に発見経緯の漫画と主要な用途解説があって、なかなか面白い。
恥ずかしながら、ネオジムが元素と認識してなかった。
大抵の元素に何らかの用途があって、良く見つけたモノだと感心。