ゲームシナリオのためのミステリ事典 知っておきたいトリック・セオリー・お約束110 (NEXT CREATOR)
- ソフトバンククリエイティブ (2012年2月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797364569
作品紹介・あらすじ
魅力的な謎をつくるための道具箱。
感想・レビュー・書評
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参考文献
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(特集:「ゲームを作ろう!」)
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2022年1月17日再読。昔読んだことをすっかり忘れていた…。「ダイイングメッセージ」「手紙」「共犯者」といったミステリを彩る『ガジェット』に関する説明を今回は楽しく読んだ。大筋の物語は既存のものと変わらなくても、ちょっとした小道具や見せ方の工夫で新しい物語を語ることはまだまだ可能なのだろう。
2016年3月17日読了。ミステリの諸要素の分析や代表的名作の紹介、豆知識などを集めた本。「ゲームシナリオのための」と銘打たれてはいるが、普通のミステリ読みにとっても楽しめる内容。「ミステリ」というジャンルの始祖はポーの「モルグ街の殺人」であること、常人離れした頭脳とエキセントリックな言動、という名探偵像が確立したのは「シャーロック・ホームズ」の活躍以降であること、などは当然知識としては知っている内容なのだが、改めて整理して出してもらえると理解しやすい。ミステリの移り変わりとともに多くの問題作・駄作も生み出され、「ノックスの十戒」「ヴァン・ダインの二十則」などの概念がひねり出されたのは「ミステリをどう守り育てていくか?」と作家たちも悩んでいたからなのだろうな。現代人の観点から過去を見るだけでは良く分からないこともあるものだ。 -
ミステリ小説をある程度、読んでいる方はああ、そういうのあるよねと読めるかも。
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小説の資料として購入。「入門書」としては、まあまあ。
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いまいち