ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2 (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797373073

感想・レビュー・書評

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  • 英雄譚第2章、比較的胸くそ悪い話なリリ回(笑)

    裏切りと強奪にまみれた歪んだファミリアのソーマ、そこにあってリリは、誰も頼れない、必要とされていない、寂しさに慣れてしまった。
    そんな生き方のリリ、ベルという希望に出会う。

    ヘスティアは言います「自分が受け取った優しさを誰かに返してあげられる子だ」と。
    美の神フレイアに魅いられるベル。
    アイズは彼の何に魅いられたのか、まだ気付かない。

    ヒロインが揃い始め、その運命に翻弄されながらも成長するベルの英雄譚。意外に熱量をもったストーリー。

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  • ソロでダンジョンに挑んでいたベルくんが荷物持ちのサポーター、リリと出会いパーティを組んでダンジョンに挑むこととなる第二巻。
    異なるファミリアに所属する人物からのアプローチなんて怪しい臭いがプンプンなんですが、お人好しのベルくんは、ヘファイストス謹製の逸品を奪われても、落としのを拾ってくれたと疑いません。
    でも、その人の好さに惹かれて力になってあげたいと思わせてしまうのもベルくんの魅力でります。
    一度はその魅力のお陰で事なきを得ましたが、ナイフを奪われてしまうのは時間の問題でしょう。と思ったら、案の定でした。
    でも、「女の子だから」という理由で、すべてを許し、すべてを受け入れるなんて、ベルくん、弱いけど器がでかい。この器の大きさ、モテるのも頷けます。
    それにして、豊穣の女主人の面々はかなりの強者揃いようですが、どんな過去を持つ人たちなんだろう。気になりますね。

  • いや、人間関係がダンジョン探索にガッツリと影響してくるのが面白いな。
    過去に探検をするような人達がいた時代だったら、こう言った感じの騙し、騙される事も多くあったんだろうか。現代でも場は違えど似たような事はあるかもな。
    サポーターが登場した事は中々に面白かった。ゲームのRPGではどこに持っているのかと思うぐらいに大量のアイテムを保有できるし、ダンジョン系ゲームでも結構な量を保有できる。その辺りが地に足についてるのは面白かったよ。
    [more]
    それにしても「神酒ソーマ」の依存性が恐ろしすぎるな。いくら体に毒がないと言っても他人を蹴落とそうとするまでの思考に至るのは精神的な依存度が高すぎる。
    発売禁止になりそうなもんだけどな。
    リリはあれかな。金を溜めて、ファミリアの脱退資金でも稼いでいたのだろうか。その辺りが解決していないと次がありそうで怖いな。まあ、今のベルならゴロツキ冒険者ぐらいなら一蹴できそうな気がするが、対人は対モンスターとは違うだろうからな。

  • ライトノベル

  • 第2刊もアニメとほぼ同内容。
    当然ですがリリにまつわる背景や心情など丁寧に描かれています。
    ラストでベルが駆けつけるシーンは、展開知ってるのに嬉しくなってしまいました。やはりヒーローものはこうでないと!

  • 新しい巻には新しい女の子キャラが登場するのは、もはやラノベの必然とも言えますか。

    その新キャラであるリリは、「サポーター」という荷物持ち専用の職業なのですが。
    そういや「かさばる荷物をどう扱うか」って、ダンジョンに潜る冒険者には必ずついてまわる問題ですよね。サポーターの存在は、TVゲームや他のラノベでは省略されがちなこの問題に対する一つの答えだと思います。

    物語中盤までのリリの評価は私の中では最悪で、クライマックスを迎えても完全に許し切ることはできなかったですね。それだけ彼女の罪は重く感じられたということで。
    この後に続く物語はリリの贖罪の物語でもあるのだなと、10巻を読みつつ思い返しました。

  • 2巻にはサポーターのリリが登場。訳ありの彼女が仲間になるまでを描くが、ラノベの王道のような展開で安定していた。

  • 10月24日読了。図書館。

  • 主人公氏マジいいやつだな。会だった。
    キャラの魅力が増してきて、ますます次巻以降が楽しみになる。

  • 序盤のサポーターの描写がちょっと足りないのか、終盤にあかされる秘密のショックが足りないというか、あぁ、そういうことなのね程度の感じでちょっともったいない気がしました。
    途中までに予想していた展開よりもペースが遅い感じですし、一休みの巻的な印象が強かったです。

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著者プロフィール

第4回GA文庫大賞で【大賞】を受賞、GA文庫『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』でデビュー。

「2023年 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか19 ドラマCD付き特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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