- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797380453
感想・レビュー・書評
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2014年に書かれた20年後の本を2017年6月に読んだ。
あと17年。
いろんな事例が上げてあり興味深く読んだ。
どうしたらこれからの時代に生き残ることができるのか。
まず英語、あとスキルではなく「人間力」という武器。
「他人を思いやる心」「謙虚さ」
うーんそれなのか、と思ってしまったが、案外そうなのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「最近目の前の仕事に追われてばかり。このままでいいのだろうか」と思って手に取った本。
今の私の勤め先はおそらく20年度も存続していると思われる(願望かもしれないけど)。でも、今の私の仕事はおそらく20年後にはない。職場の近くの同僚が取り組んでいる仕事もきっと20年後にはなくなっているのだろう。
その20年後に備えて身につけておくべきものは、継続してチャレンジすることによって得られる胆力・グローバル化に耐えられる語学力・企業の未来を見通すための経営知識に集約されるのではないかと考えた。そして、自分にとっての働きがいは何であるか定義して意識しておくこと。
・・・・このように書くと、ありきたりな内容に見えるかもしれないけれど、各章について筆者の見方とか考え方が示されていて、私はとても面白いと思った。取り入れたい。 -
残酷な20年後の世界を見据えて働くということ
2014/11/22 著:岩崎 日出俊
著者は大学卒業後日本興業銀行へ入行。経営学修士(MBA)を取得。22年間の興銀勤務を経て、J,Pモルガン、リーマンブラザーズ等を経て現在は経営コンサルタント会社インフィニティ代表取締役を務めている。
20年後の日本は、働く人にとっては、残酷な社会になっている。今後襲ってくる「残酷な社会」を生き抜くためには、いまから準備しておくことが必要である。
これから先、どういう武器を手にし、どう歩んでいったらはっぴーになれるか。どうしたらレッド・オーシャンを避け、働き甲斐のあるキャリアを送れるのかを主題として以下の10章から本書は構成されている。
①今から20年後の世界人口は87億人。一方でシビアな状況を迎える日本
②勃興する成長産業に目をつけろ
③パイが大きくなる企業の見抜き方
④なくなる職種、絶対なくならない職種、新たに求められる職種
⑤狩猟的職業選択のススメ、定住的職業選択のリスク
⑥バイリンガル的な語学力は必須 そのうえで差がつくスキルとは
⑦未来情報を織り込むマーケットと向き合い、胆力と察知力を身につける方法
⑧年収1000万円超になっても、激務だけが残る働き方を目指すべきではない
⑨働きがいを因数分解しながら、さらなる成長を目指せ
⑩熾烈な資本主義に取り込まれない働き方が起業であるとの逆説
思ってたのと違う。
はじめにや書名とは内容は一致していないような気もする。
それは私にとっては中身がおもしろかったので万事OKではあるが、読む方によってはそうでない人もいると思う。
20年後のことよりも著者の現在までの道のりについてページが大きく割かれている。もちろんそれがあって次の20年を見るにつながるのであるがそうであるならば違った書名でもよかったように思う。
違った書名であれば手に取っていなかったかもしれないので、本書とは偶然の出会いで読む機会を与えていただいた。知らないことや考えも異なる著者の思いに触れることが出来、一定の気づきをいただくことが出来た。
この業種。この職業はいずれだめになる。なくなる。
だからこの業種に。と言うわけではなく、そういう意見もある。しかし、未来は誰にもわからない。リスクとして認識し、その上自分が選んでいる職業でどう生きるのかをじっくり考えさせてくれた。
しかし、今は答えは出ていない。 -
未来は変わっていくものだ。しかしどう変わるかは人間にはわからない。ただ変わることを前提に何をすべきか考えて行かなければならないということか?
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全体として、想像していたよりはよく主張されているポイントが多かったと思う。